2017年4月 - 2020年3月
特殊な分⼦捕捉・反応場を利⽤した電気化学的⽔素⽣成触媒システムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,700,000円
- (直接経費)
- 2,620,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
分子性高機能水素生成触媒の最大の欠点である安定性(超寿命化)を目指し、電極還元反応場の構築と触媒分子の改良を目指す。電極表面に化学結合を通じて分子を固定化する方法がよく用いられているが、分子と表面との化学的・物理的相互作用を生じることが多く、物性の変質が見られる。本研究ではこれを避けるために、傘高い化合物を補助修飾分子としてその分子間に生じる空間に触媒分子を捕捉する。また原料であるプロトンの周辺濃度を大きくするために、補助修飾分子に塩基を導入し、同様の手法により電極反応場を構築するとともに、その水素生成反応について検討する。