2008年
クリティカルな状態にある患者・家族への関わりから得た学生の気づきの検討 -科学的看護論を媒介にした看護場面の分析よりー
日本クリティカルケア看護学会誌
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- 巻
- 4
- 号
- 2
- 開始ページ
- 52
- 終了ページ
- 59
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11153/jaccn.4.2_52
- 出版者・発行元
- Japan Academy of Critical Care Nursing
本研究の目的は,ナイチンゲール看護論を基盤にした教育課程で看護学を学んでいる学生が ICU での実習を通して得た気づきの根拠を,科学的看護論を媒介に,学生の判断過程を浮き彫りにすることで探り,得られた知見をもとに看護を導く試案の提示を試みることである.学生の気づきに関連していると思われた 2 看護場面を再構成し,看護過程に沿って意味を抽出していった結果,「生命の危機的状態にある患者と家族に対して,24 時間の生活の中で,わずかな反応から生命力を消耗させているものを見いだして,その時々で整えていくことが,患者・家族の生命力を広げていくことにつながる」という学生の気づきの根拠を確認することができ,クリティカルな状態にある患者・家族の看護への試案 4 項目を提示した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11153/jaccn.4.2_52
- ISSN : 1880-8913
- CiNii Articles ID : 130005071408