2009年3月
看護系A大学成人看護学関連科目群での卒業研究における学生の困難の変遷と指導の工夫
自治医科大学看護学ジャーナル
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- 巻
- 6
- 号
- 開始ページ
- 83
- 終了ページ
- 99
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 自治医科大学看護学部
看護系A大学成人関連科目群で、平成17年度から平成19年度に、卒業研究を受講した学生を対象に、自作の"卒業研究における困難に関する自記式質問票"を用いた調査を行い、研究への協力が得られた50人の回答を基に、卒業研究の各プロセスにおける困難の変遷とその理由および指導の工夫について、看護系A大学成人関連科目群教員5人でブレーンストーミングを2回行った。その結果、困難の変遷として、困難あり群が減少してきたプロセス、ほぼ横ばいのプロセスがあり、困難あり群が増加してきたプロセスはなかった。また、困難の変遷の理由として、{教育環境に関連する理由}、{科目群教員の指導に関連する理由}、{学習内容の難易度に関連する理由}、{学生の学習状況に関連する理由}、{質問票の限界に関連する理由}の5つが抽出され、卒業研究における指導の工夫について示唆が得られた。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1882-9880
- eISSN : 2185-4475
- 医中誌Web ID : 2010046401