書籍等出版物

2013年2月

成尋と参天台五臺山記の研究

  • 森 公章

担当区分
単著
出版者・発行元
吉川弘文館
総ページ数
295
担当ページ
記述言語
日本語
著書種別
学術書

既発表論文8編・書評1編をそれぞれに補訂し、11世紀末の入宋僧成尋とその渡海日記『参天台五臺山記』の読解に関連する論考を集成したもの。入宋の手続き、皇帝との謁見の様子、日本情報伝達のあり方など、宋における外交形式や対外意識、日中間を往来した僧・商人の様子、彼らの活動を支えた人々の存在とその関係について考究し、遣唐使事業が終了する平安中期以降の日本の対外関係の行方を展望した。