2007年4月 - 2009年3月
微小管結合蛋白質Spag5の機能解析と精巣形成不全症の遺伝子導入による救済実験
文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(C) 基盤研究(C)
微小管結合蛋白質Spag5は細胞分裂中期の進行において必要であると信じられているが、そのノックアウトマウスは正常であったと報告されている。Spag5の生体内での機能を明らかにするために、精巣のセルトリ細胞の増殖が障害され不妊となるSpag5突然変異ラット(hgn/hgn)に、Spag5 cDNA-トランスジェニックラットを交配することで、Spag5 cDNAを導入した。これにより生殖能は改善し、Spag5が精巣の発達に必須であることが示された。
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- 課題番号 : 19580350
- 体系的番号 : JP19580350