滑川 徹

J-GLOBALへ         更新日: 18/02/27 03:00
 
アバター
研究者氏名
滑川 徹
 
ナメリカワ トオル
eメール
namerikawasd.keio.ac.jp
URL
http://www.namerikawa.sd.keio.ac.jp/
所属
慶應義塾大学
部署
理工学部システムデザイン工学科
職名
教授
学位
博士(工学)(金沢大学)
科研費研究者番号
30262554

プロフィール

大規模複雑システムの最適管理のための分散協調制御理論とその応用に関する研究を行っています。具体的には、再生可能エネルギーを含む分散型電力ネットワークの分散最適制御、マルチUAVの分散協調フォーメーション制御、分散推定理論に基づく電力ネットワー,特に最近は社会インフラや超Smart City の研究に力を入れています。

研究分野

 
 

経歴

 
1994年4月
 - 
1997年12月
金沢大学 工学部電気・情報工学科 助手
 
1998年1月
 - 
2000年10月
金沢大学 大学院自然科学研究科 助手
 
1998年11月
 - 
1998年12月
スイス連邦工科大学 ロボティクス研究所 客員研究員
 
2000年11月
 - 
2002年2月
金沢大学 工学部電気電子システム工学科 講師
 
2001年3月
 - 
2002年1月
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 客員研究員
 

委員歴

 
2015年9月
 - 
2017年8月
SICE 制御部門 都市インフラシステム構築と制御調査研究会  主査(委員長)
 
2010年1月
 - 
2011年12月
SICE 制御部門 エネルギー・環境システム制御技術調査研究会  主査(委員長)
 
2010年1月
 - 
2010年12月
計測自動制御学会  制御部門 幹事
 
2009年1月
 - 
2010年12月
計測自動制御学会  制御理論部会 委員
 
2009年1月
   
 
計測自動制御学会  評議員
 

受賞

 
2014年3月
制御部門パイオニア技術賞 「エネルギーマネジメントシステムの分散協調制御」に関する一連の研究による制御技術の応用開拓への大きな貢献
 
2011年3月
計測自動制御学会制御部門 制御部門大会技術賞 需要曲線の特徴を考慮したH∞フィルタによる電力需要予測
受賞者: 滑川 徹
 
第10回制御部門大会で発表した「需要曲線の特徴を考慮したH∞フィルタによる電力需要予測」は有用性が高い優れた研究発表と認められた.
2010年3月
計測自動制御学会制御部門 制御部門大会賞 ビークル群によるネットワークの変化に依存しない協調取り囲み行動
受賞者: 滑川 徹
 
第9回制御部門大会で発表した「ビークル群によるネットワークの変化に依存しない協調取り囲み行動」は理論として新規である上に有用性も高い優れた研究発表と認められた.
2009年7月
株式会社 小松製作所 金沢大学-コマツ産学連携実用化賞 現代制御理論に基づいた制御器開発
受賞者: 滑川 徹
 
現代制御理論に基づいた制御器開発・シミュレーションを構築、実機採用に至り実際に性能向上、コスト改善で成果を出すことができた.
2004年3月
公益財団法人船井情報科学振興財団 船井情報科学奨励賞 ロバスト性と過渡応答特性を考慮したメカトロニクスシステム制御
受賞者: 滑川 徹
 
メカトロニクス制御の観点より,本研究業績が情報科学に貢献することが認められた.

論文

 
滑川 徹
Electrical Engineering in Japan   198(3) 86-96   2017年2月   [査読有り]
This paper addresses wind power prediction, which is known to be a key technology in energy management systems. In this paper, a 24-h-ahead power prediction method using a filter theory is proposed for wind power generation. The prediction method ...
名取 滉平, 須田 貴俊滑川 徹
計測自動制御学会論文集   53(1) 112-120   2017年1月   [査読有り]
In this paper, we propose a novel parameter initial value estimation method of Lithium-ion battery for state of charge (SOC) estimation by using Local Regression Modeling (LRM) and Vector Fitting (VF). To estimate SOC accurately using nonlinear ex...
高村 俊, 平中 拓人滑川 徹
計測自動制御学会論文集   52(11) 597-604   2016年11月   [査読有り]
In this paper, frequency control problem of a power network is discussed. The control is conducted to retain power demand supply balance by controling output of generators in power network. However, it becomes harder to retain the balance because ...
池上 裕人, 永見 健太郎滑川 徹
計測自動制御学会論文集   52(11) 589-596   2016年11月   [査読有り]
This paper deals with optimal power demand management in electricity market. First, we model the behavior of players, consumers, an aggregator, and the market. Each consumer acts to maximize his own profit. Aggregator decides how much power demand...
滑川 徹
SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration   9(5) 207-215   2016年10月   [査読有り]
This paper deals with a regional demand response method based on dynamic electricity pricing in a multi-period energy market. In the proposed method, first, the power supply and demand in each area are determined considering power flow using the r...

Misc

 
電力市場における最適価格設定法と需給制御
滑川 徹
計測と制御   53(1) 12-17   2014年1月   [依頼有り]
電力系統への再生可能エネルギーの導入増加に伴い,電力需給の不均衡,それに伴う逆潮流,電力品質劣化の問題が懸念されています.
電力需給バランスを保つために,供給者だけの制御・管理では,その調整に過大なインフラ投資の必要が生じるため,電力価格調整による需要側の管理・制御技術の開発が求められています.
本稿では,次世代の安定でスマートな電力ネットワーク構築のための電力市場設計問題と最適価格設定法について解説します.
制御理論アプローチによる電力需要予測と再生可能エネルギー発電予測
滑川 徹
シミュレーション   32(3) 168-175   2013年9月   [依頼有り]
本稿では近未来の再生可能エネルギーを含む分散型電源の大量導入を見据え,安定な電力ネットワーク構築のために鍵となる電力需要の予測と再生可能エネルギー発電の予測技術についてシステム制御理論的な視点から解説する.
知的環境とセンサネットワーク~アンビエントセンサネットワーク~
大槻 知明,渡辺 尚,中澤 仁,川島 英之,滑川 徹,山本 高至
電子情報通信学会誌   96(7) 495-500   2013年7月   [依頼有り]
アンビエントセンサネットワークは,アンビエント情報を収集するセンサネットワークと,アンビエント情報を処理して人の活動を拡張・強化あるいは補完・補助する知的環境から成り,従来にない利便性の提供や抜本的なコスト削減が期待できるため,スマートグリッドによる電力の有効利用,効率的な交通システム,市民に優しい街環境の実現などが注目されている.そこで本稿ではまず,アンビエントセンサネットワークの概念と応用事例を述べるとともに,要素技術としてのセンシング技術,プロセッシング技術,アクチュエーション技術,...
滑川 徹
計測と制御   52(3) 264-270   2013年3月   [依頼有り]
制御理論,通信理論,計算科学の進展が,我々の身の回りの動的システムを多機能化,高機能化させ,その結果益々対象システムは大規模複雑化している.大規模複雑系には,ネットワーク構造が内在し,複数の動的エージェントがこのネットワークを介して相互作用し合う.このようなシステムはマルチエージェントシステムと呼ばれ,その応用は,ビークルフォーメーション,協調ロボット制御,センサネットワーク,スマートグリッドなど多岐に渡る.一方で複雑系・力学系やシステム生物学の解析ツールとしても研究が進んでいる.
近年,...
2007 American Control Conference -ACC 2007-
滑川 徹
計測と制御   47(2) 148   2008年2月
本稿は国際会議報告であり,2007 American Control Conference(ACC2007)に関する詳細を記載している.ACCはAmerican Automatic Control Council(AACC)の主催で毎年1回開催されており,制御工学に関する質,量ともに世界的に最高水準の会議の一つである.主な本報告の主な内容は会議の組織,特徴,Plenary Lecturesの紹介,主な会議トピックスの紹介,Awards受賞者の紹介等である.

書籍等出版物

 
滑川 徹
株式会社 ニッケイ印刷   2016年1月   ISBN:978-4-86043-436-6
改正航空法が成立し、いよいよ動き出す"空の産業革命" -その主役たるドローンへの期待はこれまで以上の高まりを見せている。
回転翼タイプのドローンを中心に、その制御・駆動系・通信の各技術の解説から応用技術の紹介、さらに先行する国外事例とドローンのリスクにまで至る内容を網羅している.
Advances in Wireless Sensors and Sensor Networks
Takashi Takeda and Toru Namerikawa (担当:共著, 範囲:151-176)
Springer   2010年8月   
T.Takeda and T.Namerikawa
本書は無線センサとセンサネットワークに関する世界の最新技術を収めた書籍であり,全15章から構成されている.ここでは第7章”Optimal Sensor Network Configuration Based on Control Theory”を分担した.制御理論の観点からエネルギー消費を最小化する最適センサネットワークの構成理論について詳しく記載している.
はじめて学ぶ機械の安全設計
滑川 徹,他 20名 (担当:共著)
日刊工業新聞社   2005年4月   
本書は安全に配慮した機械システムの設計をわかりやすく解説している.具体的な設計例をもとに,その考え方や個々のテクニックについて丁寧に解説している.また,これまでの国際規格に則った安全の考え方についても従来の機械設計の基本的な知識の取得をしながら学べるように配慮してある.アクチュエータ,モータの章を担当.
理工学のための応用解析
高橋秀雄, 滑川 徹, 明田川正人, 舩木陸議 (担当:共著)
数理工学社   2005年4月   
本書は,理工系分野で必要とされる応用解析を,丁寧で簡潔明瞭な記述によって解説しており,豊富な例題・演習問題を解きながらその基礎が学べるように構成されている.内容は第1章 簡単な微分方程式,第2章 複素解析,第3章 ベクトル解析,第4章 フーリエ解析,第5章 ラプラス変換であり,巻末に詳しい解説も掲載されている.第4章,5章を担当.
基礎から学ぶUNIXワークステーション
小林真也, 猪熊孝夫, 八木谷聡, 滑川 徹 (担当:共著, 範囲:185)
(株)トッパン   1999年9月   
小林真也, 猪熊孝夫, 八木谷聡, 滑川 徹
本書はUNIXワークステーションの基本操作をわかりやすくまとめた入門書である.本書の内容は,ウインドウ環境,ウインドウ環境でのUNIXの基本操作,UNIXコマンド,テキストエディタ (vi, ieditor, mule),WWW,Email,ネットニュース,ネットワークなど,全14章から構成されている.

講演・口頭発表等

 
Optimal Power Demand Management among Consumers with Aggregator considering State and Control Constraints
滑川 徹
2016 IEEE 55th Conference on Decision and Control (CDC) ARIA Resort & Casino   2016年12月12日   
This paper presents a novel optimal power demandmanagementmethodforpowerconsumerswithanaggregator considering state and control constraints. The aggregator is an organization who manages some consumers to achieve demand response efficiently. This p...
A Comparative Study of Extended Kalman Filter and H∞ Filtering For State Estimation of Stewart Platform Manipulator
滑川 徹
Proceedings of the SICE Annual Conference 2016   2016年9月20日   
This paper presents the estimation of both position and velocity of Stewart Manipulator by means of limbs potentiometer measurements and MEMS inertial sensors. The estimation used the Extended Kalman Filter (EKF) and H∞ optimal filtering technique...
Flocking Algorithm for Multiple Nonholonomic Cars
滑川 徹
Proceedings of the SICE Annual Conference 2016   2016年9月20日   
In this paper, a flocking control algorithm for multiple nonholonomic cars is proposed. First, it is shown that the nonholonomic car is linearized by using a virtual vehicle. Second, we define a metric and topological neighborhood set in order to de...
Optimal Traffic Signal Control for Alleviation of Congestion based on Traffic Density Prediction by Model Predictive Control
滑川 徹
Proceedings of the SICE Annual Conference 2016   2016年9月20日   
The purpose of this paper is to propose an optimal traffic signal control in accordance with traffic density to change every moment in traffic network. We focus on calculating optimal signaling split based on traffic volume prediction by model predict...
SLAM for a Small UAV with Compensation for Unordinary Observations and Convergence Analysis
滑川 徹
Proceedings of the SICE Annual Conference 2016   2016年9月20日   
This paper deals with the Simultaneous Localization and Mapping (SLAM) problem for a small Unmanned Aerial Vehicle (UAV) via extended Kalman Filter (EKF) with compensations for unordinary observations. In the SLAM problem, a robot sometimes loses ...