2015年2月
コンクリート構造物建設工程シミュレータの開発
コンクリート工学
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- 巻
- 53
- 号
- 2
- 開始ページ
- 172
- 終了ページ
- 180
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.3151/coj.53.172
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本コンクリート工学会
打込み直後から補修・補強を含めた供用期間終了までのコンクリート構造物の保有耐荷性能を合理的にシミュレート可能な「コンクリート構造物建設工程シミュレータ」の開発が,LECOM研究会で10年間にわたって行われてきた。本稿では,本シミュレータの開発過程で得られた主な成果を紹介する。本シミュレータでは,従来別々であった初期損傷と保有耐荷力を計算するための解析コードを合理的に融合することに成功している。また,総エネルギー一定則の概念を導入することにより,化学変化による体積変化現象について従来の解析コードよりも汎用的にシミュレート可能である。加えて,パイプクーリング解析機能も従来のものに比べ,より強化されている。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3151/coj.53.172
- ISSN : 0387-1061
- CiNii Articles ID : 130005122215
- CiNii Books ID : AN00094169