MISC

1986年

VDT画面の表示モードに対する好みと疲労

テレビジョン学会誌
  • 森本 一成
  • ,
  • 西村 武
  • ,
  • 新居 雅行

40
11
開始ページ
1133
終了ページ
1139
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.3169/itej1978.40.1133
出版者・発行元
一般社団法人映像情報メディア学会

VDT (Visual Display Terminal) 画面の陰画表示 (暗い背景に明るい文字) と陽画表示 (明るい背景に暗い文字) について, 作業をするのに好ましい文字輝度 (陰画表示の場合) と背景輝度 (陽画表示の場合) を求めた.また, 文字色と背景色の組合せはどちらの表示モードの方が主観的に好ましいか, 表示モードの違いにより疲労に差があるかどうかを検討した.なお, 好ましい輝度は調整法で求めた.色の組合せの好ましさの尺度化はThurstoneの一対比較法で行った.また, 疲労の程度はCFF (臨界融合周波数) の変動率の大きさから推定した.その結果, 好ましい文字輝度 (陰画表示) および背景輝度 (陽画表示) はともに約30cd/m2であること, 陰画表示の方が陽画表示よりも好みの評価は高いが, 作業による疲労は逆に陽画表示の方が陰画表示の場合よりも小さい傾向のあることなどが明らかとなった.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3169/itej1978.40.1133
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003675991
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00151466
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/3105700
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00171658734?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.3169/itej1978.40.1133
  • ISSN : 0386-6831
  • ISSN : 1884-9652
  • CiNii Articles ID : 110003675991
  • CiNii Books ID : AN00151466

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