MISC

2013年11月22日

E-6 浴槽またぎ時の動作特性に及ぼす湯水有無の影響(セッションE)

人間-生活環境系シンポジウム報告集
  • 梅崎 園美
  • ,
  • 孫 秀英
  • ,
  • 村木 里志
  • ,
  • 栃原 裕

37
開始ページ
151
終了ページ
152
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
人間-生活環境系学会

浴槽またぎ時の動作特性に及ぼす影響を以下の4要因(1)身長、(2)浴槽縁高:30, 45, 60cm、(3)浴槽縁への手のつき方(手なし、片手、両手)、(4)浴槽内の湯の有無により比較検討した。被験者は健康な男子大学生28名で、身長は166.2cm〜185.9cmであった。評価は、主観評価と3次元動作解析により行った。主観評価では、浴槽へ入る動作において、両手>片手>手なしの順に入りやすいと申告していた。また、低身長群の方が、浴槽縁高によって有意に影響され、浴槽縁高45cmの条件で入りやすいとの訴えが多かった。湯なし条件と湯あり条件の有意な差異は、低身長群の浴槽縁高30cmの条件下だけに認められ、湯あり条件が入りやすいとの訴えが多かった。動作特性は、浴槽縁高30cmおよび45cmの条件において、左足の股関節外転角度と股関節屈曲角度に差があり、湯なし条件より湯あり条件で、角度が狭い傾向にあった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009830912
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10498594
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110009830912
  • CiNii Books ID : AN10498594

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