中村 太郎

J-GLOBALへ         更新日: 19/12/22 02:39
 
アバター
研究者氏名
中村 太郎
 
ナカムラ タロウ
URL
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/biol/cbiol/pombe/pombe_J.htm
所属
大阪市立大学
部署
理学研究科 生物地球系専攻
職名
教授
学位
博士(工学)
その他の所属
大阪市立大学
科研費研究者番号
30291082

研究分野

 
 
  • 生物科学 / 分子生物学 / 酵母の分子細胞生物学、分子遺伝学

経歴

 
2010年4月
 - 
現在
大阪市立大学 大学院理学研究科 教授
 
2006年10月
 - 
2010年3月
大阪市立大学 大学院理学研究科 准教授(助教授)
 
2001年4月
 - 
2006年9月
大阪市立大学 理学部 講師
 
1997年4月
 - 
2001年3月
大阪市立大学 理学部 助手
 
1996年4月
 - 
1997年3月
理化学研究所 基礎科学特別研究員
 

学歴

 
1993年4月
 - 
1996年3月
広島大学 工学研究科 工業化学専攻
 
1991年4月
 - 
1993年3月
広島大学 工学研究科 工業化学専攻
 
1987年4月
 - 
1991年3月
広島大学 工学部 第3類(化学系)
 

委員歴

 
2017年4月
 - 
現在
酵母遺伝学フォーラム  運営委員
 
2017年4月
 - 
現在
ナショナルバイオリソースプロジェクト線虫  運営委員
 
2009年4月
 - 
2011年3月
日本農芸化学会  代議員
 
2007年
 - 
現在
ナショナルバイオリソースプロジェクト酵母  代表機関代表
 
2006年4月
 - 
現在
生物遺伝資源運営委員会  運営委員
 

受賞

 
2019年9月
酵母遺伝学フォーラム 会長特別表彰
 

論文

 
The asymmetric chemical structures of two mating pheromones reflect their differential roles in mating of fission yeast.
Taisuke Seike, Hiromi Maekawa, Taro Nakamura, Chikashi Shimoda
Journal of Cell Science   132(12) jcs230722-jcs230722   2019年6月   [査読有り]
分裂酵母S.pombeの接合反応は、M型およびP型細胞によって分泌される2つの接合フェロモン、MファクターおよびPファクターによって制御される。 Pファクターが単純なペプチドであるのに対し、MファクターはC末端に脂質が付加されている。本論文では、この化学的非対称性は必須ではないものの交配を成功させるには脂質ペプチドが必要であることを示唆している。
The fission yeast SPB component Dms1 is required to initiate forespore membrane formation and maintain meiotic SPB components
Touko Niimi, Taro Nakamura
PLOS ONE   13(5) e0197879   2018年   [査読有り]
分裂酵母の胞子細胞膜は、高等生物の中心体に相当するスピンドル極体(SPB)から新たに形成される。このときに膜形成に関わるさまざまなタンパク質がSPBに集まる。これまで、栄養増殖時から局在するSpo15依存的にSpo2, Spo13が局在をしていた。しかしながら、これらのタンパク質をどのように核膜と結びつけるかは不明であった。本論文では、胞子形成に関わる新たなタンパク質Dms1の機能を解析した。Dms1は栄養細胞からSPBと核膜に局在が見られた。dms1+を破壊したところ、前胞子膜形成は開始...
Meiosis-specific localization of the exocytic Rab Ypt2 in fission yeast.
Kazuki Imada, Taro Nakamura
Small GTPases   6 1-9   2017年   [査読有り]
分裂酵母の胞子細胞膜は、高等生物の中心体に相当するスピンドル極体(SPB)から新たに形成される。このときに2つのRabタンパク質Ypt2とYpt3がSPBに局在し、その役割を果たしていることを明らかにした。
The exocytic Rabs Ypt3 and Ypt2 regulate the early step of biogenesis of the spore plasma membrane in fission yeast.
Kazuki Imada, *Taro Nakamura
Molecular Biology of the Cell   27 3317-3328   2016年   [査読有り]
分裂酵母の胞子細胞膜は、高等生物の中心体に相当するスピンドル極体(SPB)から新たに形成される。このときに膜形成に関わるさまざまなタンパク質がSPBに集まる。これまで胞子形成に必要なSPBタンパク質を取得してきたが、どのように膜形成が起こるかは説明できなかった。本論文ではRabとよばれる真核生物に保存されるタンパク質の1つYpt2が胞子形成特異的なSPBタンパク質Spo13依存的にSPBに局在することを明らかにした。ypt2の変異株が胞子形成に欠損を示すこと、別のRabタンパク質Ypt3も...
Molecular coevolution of a sex pheromone and its receptor triggers reproductive isolation in Schizosaccharomyces pombe.
Taisuke Seike, Taro Nakamura, Chikashi Shimoda
Proceedings of the National Academy of Sciences, USA   112 4405-4410   2015年   [査読有り]
分裂酵母には性が存在し、別々のフェロモンとそのレセプターを有している。これまで、分裂酵母の性フェロモンM因子に変異を導入し、野生型には認識されないフェロモンを約30作製した。本論文では、フェロモン受容体の遺伝子にランダムに変異を導入し、上記の変異フェロモンを認識できるようになった受容体を探しだし、どのアミノ酸が変化したかを調べた。さらにキーになるアミノ酸部位には網羅的に変異を入れ、変異フェロモンと変異受容体の組み合わせを精査して、より高い交配頻度を示すものを作出することに成功した。これらの...

Misc

 
分裂酵母の胞子細胞膜はどのような分子機構で構築されるか?~ベストペーパーズ賞受賞者からのお便り~ 
GSJコミュニケーションズ日本遺伝学会   (3) 26   2003年
分裂酵母の胞子細胞膜はどのような分子機構で構築されるか?
日本遺伝学会・若手研究者が語る21世紀の遺伝学   5   2002年

書籍等出版物

 
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)酵母 ~究極のモデル生物酵母の研究を支えるバイオリソースセンター
*中村太郎、北村憲司、杉山峰崇 (担当:共著)
化学と生物   2017年   
究極のモデル生物=酵母の研究を支える酵母遺伝資源センター
中村太郎、金子嘉信
バイオリソースニュースレター "BioResource now!"   2011年   
Autophagy in the fission yeast Schizosaccharomyces pombe
Mukaiyama H, Nakase M, Nakamura T, Kakinuma Y, *Takegawa K
FEBS Lett   2010年   
GeneDB, SGD ~究極のモデル真核生物「酵母」を支えるデータベース
中村太郎
細胞工学 別冊 バイオリソース&データベース活用術   2009年   
完全長cDNAの大規模解析とバイオリソースとしての利用
中村太郎
化学と生物   2008年   

講演・口頭発表等

 
分裂酵母の巨大なSPBタンパク質Spo15の前胞子膜形成における機能
新美柊子,石橋尚実,中村太郎
酵母遺伝学フォーラム第52回研究報告会   2019年9月5日   
S. pombeの胞子表層タンパク質Isp3を用いた未知の分泌メカニズムの解明
吉川佳里奈,中村太郎
酵母遺伝学フォーラム第52回研究報告会   2019年9月5日   
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)酵母2019
中村太郎,北村憲司,下田親,金子嘉信,杉山峰崇
酵母遺伝学フォーラム第52回研究報告会   2019年9月5日   
分裂酵母の胞子表面にあるデコボコ構造の形成に関与する遺伝子の特定と解析
増田大輝,田原悠平,宮田真人,中村太郎
酵母遺伝学フォーラム第52回研究報告会   2019年9月4日   
分裂酵母の胞子形成を調節するシグナル経路の解析
今田一姫,森麻里子,落合竜季,伊藤碧美,中村太郎
酵母遺伝学フォーラム第52回研究報告会   2019年9月4日   

競争的資金等の研究課題

 
中心体を起点とした細胞膜形成の分子メカニズム
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月    代表者: 中村 太郎
分裂酵母ADAMメタロプロテアーゼによる胞子表層構造の構築の分子メカニズム
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2015年4月 - 2019年3月    代表者: 中村 太郎
ADAM (A disintegrin and metalloprotease)は真核生物で保存されたマトリックス型プロテアーゼで、高等生物ではさまざまな高次生命現象に関わっている。分裂酵母Schizosaccharomyces pombeはMde10というADAMを持つ最も下等な生物であり、胞子の表層構築(凸凹構造の形成)に関わっている。本研究はS. pombeのADAM Mde10がどのように胞子表層構築を制御するか、その分子メカニズムを明らかにすることを目的とする。
平成29年度は、...
酵母遺伝資源の戦略的収集・保存および提供
日本医療研究開発機構: ナショナルバイオリソースプロジェクト
研究期間: 2007年4月 - 2018年3月
シンタキシンの減数分裂特異的なとりこみを制御するアレスチン様タンパク質の解析
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月    代表者: 中村 太郎
減数分裂時のエンドサイトーシスを観察するライブイメージング系を構築した。その結果、Mug170は胞子形成時に細胞膜の特定の領域に局在し、Psy1の局在変化と同時に観察することができた。Psy1のとりこみに重要なリジン残基を決定した。分裂酵母に存在する7つのHECTタイプユビキチンリガーゼ欠損株を作製し、Psy1のとりこみを観察したところ、いずれの株でもとりこみの欠損は見られなかった。また、減数分裂時に発現量の上がるmug遺伝子破壊株約200にGFP-Psy1を導入して、20の関連遺伝子を取...
DDKによる減数分裂、配偶子膜形成のカップリングの制御メカニズム
文部科学省: 科学研究費助成事業
研究期間: 2010年 - 2012年    代表者: 中村 太郎
spo4^+が胞子形成にどのような役割を果たすか調べるために、Spo4の調節サブユニットであるspo6変異株の形質を多コピーで相補する遺伝子をいくつか取得した。そのうちの1つのAce2についてさらなる解析を進めた。Ace2は細胞分裂に重要なはたらきをする転写因子であることが知られている。また、Ace2は栄養増殖時にはM期に核に局在することが知られている。胞子形成時のAce2の局在を調べたところ、間期には局在が見られなかったが、減数分裂時に核に局在することがわかった。興味深いことに、第二減数...

社会貢献活動

 
大学コンソーシアム大阪 高大連携部会幹事会 幹事
【運営参加・支援】  大学コンソーシアム大阪  2016年 - 2018年
大阪サイエンスデーにおける研究発表の講評
【助言・指導, その他】  (天王寺高校)  2013年10月26日
◆関係組織:大阪府、文部科学省 ◆財源支援:文部科学省SSH
スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会全国大会講評
【助言・指導, その他】  (神戸国際展示場)  2011年8月11日
◆関係組織:文部科学省、JST
スーパーサイエンスハイスクール指定校(住吉高校)の研究指導
【助言・指導】  (住吉高校)  2010年4月 - 2012年3月
◆関係組織:大阪府、文部科学省