論文

2004年12月

石原式色覚検査表の開発における心理学の役割

心理学史・心理学論
  • 鈴木 聡志

記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(その他学術会議資料等)

石原式色覚検査表(石原表)開発の経緯を報告するとともに、石原忍と心理学との関わりを述べた。石原は大学院時代に心理学通俗講話会のメンバーと交流をもち、メンバーの一人からドイツ製の色見本をもらい、色覚異常の研究に用いた。また石原は『視的錯覚』という題の論文に興味をもち、後に石原表を開発する際に参考にしたが、それは上野陽一の論文と推測される。

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