MISC

2000年

Hydraulically and Mechanically Stabilized Slag(HMS)using Slag, Coal Ash and Construction Sludge

廃棄物学会論文誌
  • 柿本 幸司
  • ,
  • 中野 靖子
  • ,
  • 尾川 博昭
  • ,
  • 白井 義人
  • ,
  • 加藤 安彦

11
3
開始ページ
117
終了ページ
125
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.3985/jswme.11.117
出版者・発行元
Japan Society of Material Cycles and Waste Management

製鋼の際に発生する製鋼 (転炉・電気炉) スラグや溶銑予備処理スラグは膨張崩壊性を有し, そのままでは路盤材として利用するには不適当であるため, エージング処理を施して崩壊性を消失させることにより, 路盤材として一部利用されている。しかし, エージング処理により水浸膨張率を1.5%以下にすると水硬性が低下し, HMS (水硬性粒度調整スラグ) としての規格を満たさない場合が多い。<BR>そこで, 本研究では, 製鋼スラグに添加材として流動床燃焼石炭灰を加えることにより, 水硬性を維持しつつ膨張崩壊性を防止することの可能性を, 実験により検討した。<BR>さらに, 土木・建設工事などに伴い発生する建設発生土・建設汚泥に石炭灰を加えて固化し, その固化物をスラグへの添加材として利用することの可能性を同様に実験により検討した。<BR>いずれの場合も, HMSの基準に適合するものが作製できたことから, 処分に非常に困窮しているスラグ, 石炭灰, 建設発生土が同時に有効利用可能な方法として提案するものである。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3985/jswme.11.117
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10004547608
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10414685
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/5373850
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00387602866?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.3985/jswme.11.117
  • ISSN : 1883-1648
  • CiNii Articles ID : 10004547608
  • CiNii Books ID : AN10414685

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