共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2018年3月

南アジアにおけるアメーバ赤痢の免疫学的コホート研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
26305013
体系的課題番号
JP26305013
配分額
(総額)
16,250,000円
(直接経費)
12,500,000円
(間接経費)
3,750,000円

各種下痢起因性病原体の感染状況と下痢エピソードとの相関を詳細に解析したところ、赤痢アメーバ E. histolyica ならびに E. moshkovskii の単独感染と下痢エピソードとの相関が見出された。また、子供たちの免疫応答から得られた知見に関してモデル動物を用いて検証したところ,赤痢アメーバの腸管感染が遷延する動物モデルではIL-17Aの発現亢進が認められた。IL-17A遺伝子欠損マウスを用いた研究により、IL-17Aは赤痢アメーバ腸管感染の慢性期において、IFN-g/IL-4比を減じつつ、赤痢アメーバの持続感染に寄与することが示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26305013/26305013seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26305013
ID情報
  • 課題番号 : 26305013
  • 体系的課題番号 : JP26305013