2012年4月 - 2015年3月
住民負担の少ない尿診断と媒介蚊調査による糸状虫症根絶の確認と再燃の早期発見
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
尿を検体とする免疫診断法と媒介蚊の感染を容易に検出できるLAMP法の併用により、最終的には、住民の負担(採血や日常生活の障碍)を最小限に抑え、「尿と蚊」による、フィラリア症の根絶・再燃の確認が出来るシステムを構築することを目的とした。
フィラリア症対策が終了した地区において尿中抗体を指標にした方法と、フィラリア症媒介蚊から効率よくWuchereria bancroftiのDNAを検出する方法を、かつての流行地での調査に応用し、これらの方法が省力的で感度の高い方法であることを示すことができた。
フィラリア症対策が終了した地区において尿中抗体を指標にした方法と、フィラリア症媒介蚊から効率よくWuchereria bancroftiのDNAを検出する方法を、かつての流行地での調査に応用し、これらの方法が省力的で感度の高い方法であることを示すことができた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 24406014
- 体系的課題番号 : JP24406014