2010年 - 2012年
ミクロチューブセル型燃料電池セルの性能向上と発電ユニット化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
- 課題番号
- 22360409
- 配分額
-
- (総額)
- 14,950,000円
- (直接経費)
- 11,500,000円
- (間接経費)
- 3,450,000円
ミクロチューブ型 SOFC の作製について、合成方法と微細構造制御の観点から詳細な検討を行った。この結果、サブミリから3ミリ程度の径を有するチューブ型、および、コーン型燃料電池の作製に成功した。水素を燃料とした場合には、0.7W/cm2の出力密度の発電性能を確認できた。また、この微細チューブセルの燃料として、天然ガスの主成分であるメタンや液体であるエチルアルコールを用いた検討を行った。燃料極に一部銅を添加することによって、炭素析出を抑制した発電が可能であることを見出した。