共同研究・競争的資金等の研究課題

2008年 - 2012年

生成語彙意味論に基づく語彙情報と事象構造の融合的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
20320068
体系的課題番号
JP20320068
配分額
(総額)
12,870,000円
(直接経費)
9,900,000円
(間接経費)
2,970,000円

本研究は、語彙意味論モデルと構文研究を基に語彙情報と事象構造の融合に関する日英語の比較対照研究を行うものである。中心課題は次の3つに集約される。
(1)生成語彙意味論によるレキシコン研究の推進。生成語彙意味論モデルのクオリア(語彙情報)が事象構造の解釈をどのように決定するかという問題の解決を目指す。
(2)言語における主観性(subjectivity)問題の解明。主観性が事象構造の解釈(例えば、心理状態述語など)にどのように影響するか。そして、構文選択にどのように影響するか。
(3)語彙化・文法化における語彙情報と構文の融合についての新たな提案。語彙情報が構文に融合しさらに文法化していく過程には、類型論的に捉えるべき普遍性があることを示す。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-20320068/20320068hyoka.pdf
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-20320068/20320068seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20320068
ID情報
  • 課題番号 : 20320068
  • 体系的課題番号 : JP20320068