2012年4月 - 2015年3月
微生物・植物細胞に発現する環境ナノリスクの評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 24310066
- 体系的課題番号
- JP24310066
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 17,550,000円
- (直接経費)
- 13,500,000円
- (間接経費)
- 4,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では、人為的に創製されたナノ粒子が微生物や植物に及ぼす環境毒性影響について検討を行った。微生物では、静電引力により負帯電の微生物表面が正帯電のPSLナノ粒子で被覆され、死滅することが分かった。一方、生理食塩水中では、堅牢な細胞壁を持つ酵母がナノ粒子を取り込んで生存していることが分かった。植物では、ナノ粒子とナノ粒子から溶出した金属イオンが、レタスの根、ユリの花粉管、タバコカルスの成長を阻害することが分かった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 24310066
- 体系的課題番号 : JP24310066