2003年7月
マンガの文体とそのデータ蓄積のためのメモ
- 巻
- 号
- 11
- 開始ページ
- 115-119
- 終了ページ
- 出版者・発行元
- 「大学教育研究」三重大学授業研究交流誌
「共通セミナーC」として行なった,「マンガの文体研究」で得たデータの解析結果の報告である。┿ マンガの文体に関する量として「1頁当たりのコマ数」「吹き出しの数」「吹き出しあたりの行数」「ページあたりの形喩の個数」「ページあたりのオノマトペの数」などを考え,それらを24編の漫画について測定し因子分析を行なった。その結果「内向性VS外向性」因子,「当世風VS古典風」因子の2つを見いだすことができた。