2010年9月30日
芸術系技能を必要とするIT作業を考慮したプログラミング教育のモチベーションの解析
日本産業技術教育学会誌
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- 巻
- 52
- 号
- 3
- 開始ページ
- 177
- 終了ページ
- 185
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 日本産業技術教育学会
芸術系技能を必要とするIT作業において、作業環境を充実させて効率的な制作活動を展開するには、プログラミング教育が効果的であると考えられる。そして、知識の運用を必要とするプログラミング教育においては学習者自身のモチベーションが重要である。本研究では、効果的なプログラミング教育を行うためにプログラミング教育のモチベーションの変化を、ARCS動機付けモデルを用いて分析した。さらに、ARCS動機付けモデルの因子の下位カテゴリーに着目し、その遷移と遷移の要因を解析した。下位カテゴリーの遷移要因の解析では、ARCS動機付けモデルの一つの因子に属する3つの下位カテゴリーを3Dバブルグラフの3軸に対応させて描画する手法も提案した。本提案手法は、一つの因子の下位カテゴリー間の関係や、学習フェーズの進行による遷移要因の総合的な把握に適用できる可能性があると考えられる。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0286-5580
- CiNii Articles ID : 10031117370
- CiNii Books ID : AN00190195