長町 裕司

J-GLOBALへ         更新日: 19/10/08 02:41
 
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研究者氏名
長町 裕司
 
ナガマチ ユウジ
eメール
y-nagamasophia.ac.jp
所属
上智大学
部署
文学部哲学科
職名
教授
学位
哲学修士(上智大学), 神学修士(上智大学), 哲学博士(ミュンヘン哲学大学)
その他の所属
上智大学
科研費研究者番号
90296880

研究分野

 
 

経歴

 
2002年5月
 - 
2002年7月
上智大学 中世思想研究所長代行
 

学歴

 
1990年10月
 - 
1996年7月
ミュンヘン哲学大学 哲学研究科 哲学
 

論文

 
西洋形而上学〈と〉神 本篇 第一部:〈神の死〉の根本経験とその解釈を巡る思惟の根本動向(二)ニーチェ〈と〉ハイデガーのニーチェ解釈の狭間でのニヒリズムの思索的問題圏域へ向けて
長町裕司
哲学科紀要   (44) 27-61   2018年3月
後期ニーチェの遺構テキストを中心としてのニヒリズムの思索圏への歩みを追究すると共に、ハイデガーのニーチェ講義(特に『認識としての力への意志』)によるニーチェ解釈を敷衍しての考究。
西田幾多郎の思索の道における宗教性を問い直す ― 「西田哲学〈と〉キリスト教」という問題に寄せて ―
東西宗教研究   (14/15(合併号)) 178-206   2016年8月   [招待有り]
西田幾多郎の思索の進展における宗教哲学的路線を、その初期・中期・後期に亘って、キリスト教との如何なる関わりが見出せるかを総合的に論じる論稿。
今日の歴史的状況の中で生を貫徹するキリスト教的霊性へ向けて ― ドイツ神秘思想からの霊的遺産〈と〉ロヨラのイグナチオ的霊性の活路 ―
長町 裕司
カトリック研究   (85) 43-71   2016年8月
ドイツ神秘思想とその霊性の脈動の定礎となったマイスター・エックハルトとイエズス会の霊性の開基したロヨラのイグナチオ双方から、その特徴ある霊性の「理論的原理」及び「実践的基礎」を追究する論文。併せて、今日における神秘主義の問題を論じる。
西洋形而上学〈と〉神 本篇 第一部:〈神の死〉の根本経験とその解釈を巡る思惟の根本動向(一)ニーチェの下での思索的発端。付論として、ドストエフスキー『白痴』における、ハンス・ホルバインの〈墓の中の死せるキリスト〉についての断章
長町裕司
哲学科紀要   (41) 1-33   2015年3月
「西洋形而上学〈と〉神」という宗教哲学的思惟にとって絶えず回帰的に問い直さねばならない課題に面して、今日改めてその問題構制度の歴史的命運と本源からの根源的射程を打ち拓くための思索的発端を、ニーチェにおける〈神の死〉の解釈から放射される問題脈絡から説き起こす論稿。併せて、ドストエフスキー
文学(此の度は『白痴』)のキリスト教信仰の葛藤を付論とする。
キリスト教信仰と今日の現象学的思惟 : 〈神的なる神〉をめぐっての、M.ハイデガーからJ=L・マリオンへの現象学的神‐論における「思惟と信仰」の問題脈絡を改めて省察する
長町裕司
カトリック研究   (83) 37-61   2014年8月
20世紀中葉以降、ドイツからフランスへと展開する現象学の思惟の営みの中で、後期ハイデガーの〈神的なる神〉の問題がフランス現象学における「神学的転回」を経て今日、キリスト教信仰の哲学的解釈の可能性へ向けてどのような思考圏に突き進もうとしているかを論じている。

Misc

 
トマス・アクイナスと神学的理性
長町裕司
日本カトリック神学会誌      1997年

書籍等出版物

 
生命(いのち)の倫理と宗教的霊性
長町 裕司 (担当:共編者, 範囲:313 頁- 345頁)
ぷねうま舎   2018年2月   ISBN:978-4-906791-78-1
〈宗教的霊性〉の刷新的適応の在り方と密接に関連しての、〈生命 / いのちを包括的な視野に有する倫理〉の開拓を統合する方向での総合的研究叢書。〈いのちの芸術上の表現〉を含め、人文的‐思想的な諸専門領域を統合しての、普遍的な宗教的霊性の開拓を意図する。平成27年度 ~ 29年度に採択された上智大学重点研究領域の8名の組織から成る共同研究からの産物。
ドイツ神秘思想〈と〉京都学派の宗教哲学 ― 九十二歳をお迎えになられる上田閑照先生に感謝を込めて ―
長町 裕司 (担当:編者, 範囲:p. 7 - 22, 225 - 226)
教友社   2018年1月   ISBN:978-4-907991-39-5
ドイツ神秘思想(マイスター・エックハルト、ニコラウス・クザーヌス)と京都学派の宗教哲学(西田幾多郎、西谷啓治)の思索連関に通底するものに、それぞれの思想脈絡を通して照明する。上智大学にて毎年3月に開催している〈宗教哲学フォーラム〉第5と第6回における講演の内相に基づいて加筆していただいた。
霊性 ― 光輝く内なる言葉 ―
長町 裕司 (担当:共著, 範囲:p.79 - 119)
教友社   2017年11月   ISBN:978-4-907991-37-1
キエリスト教信仰を生きる上で核心となる「受肉」の霊性について、筆者が糧とする思索的源泉(ロヨラのイグナチオ、マイスター・エックハルト、カール・ライナー、ミシェル・アンリ、等)から開陳し、さらに現代の現象学の潮流からの思索によって開明の光を与えようとする。
エックハルト〈と〉ドイツ神秘思想の開基 ― マイスター・エックハルトからマイスター・ディートリッヒへ ―
長町 裕司
春秋社   2017年2月   ISBN:978-4-393-32368-7
ドイツ神秘思想の現代的意義へ向けて、その生成の基盤となる思考圏域を先駆者であるディートリッヒから定礎となったエックハルトの宗教哲学的・神‐存在論敵な思惟連関から照射する諸論稿。
「祈りと思索」(越前喜六/イエズス会日本管区 編『祈り ― 苦しむ人は祈り、喜ぶ人は賛美』に所収)
長町 裕司 (担当:共著, 範囲:p.88 - 113)
教友社   2014年12月   ISBN:978-4-907991-05-0
祈りと思索との関連を、イエズス会の宗教的霊性から広く徹底して論じると共に、宗教哲学的に究明することを課題とする。

講演・口頭発表等

 
知識学から透徹され得る「生と哲学の関わり」へ向けて― 「回想、応答、問題」(1799年)のテキストが照射するもの ― [招待有り]
日本フィヒテ協会第34回大会 「テキスト研究 『回想・応答・問題』(1799年)   2018年11月18日   日本フィヒテ協会
ドイツ古典哲学の中で独自の観念論の深化を〈知識学(Wissenschaftslehre〉〉の超越論哲学としての理念の徹底化と共に推進したJohann Gottlieb Fichte の1799年のテキストを精査して〈生と哲学〉の根本関係および宗教哲学の理念をも診断する。
「地球環境生命圏を憂慮する倫理の宗教的基礎へ向けて ― ハンス・ヨナス、マルティン・ハイデガー、そして西田幾多郎との対話的思索による考究の道へ ― 」 [招待有り]
長町 裕司
東西宗教交流学会「東西の自然理解ー環境・生命・倫理」   2018年8月5日   東西宗教交流学会
今日の地球環境生命圏の危機的問題状況に対する哲学的査定とこの危機を熟慮してゆく上での倫理の基礎を20世紀後半以降の西洋の宗教哲学的思索から開陳してゆく対話的試み。
今の歴史的状況の中での生を貫徹するためのキリスト教的霊性 ― ドイツ神秘思想からの霊的遺産 〈と〉 イグナチオ(デ・ロヨラ)的霊性の活路 ―
長町 裕司
日本カトリック神学会   2015年9月7日   日本カトリック神学会
今日の歴史的生にとってのキリスト教信仰の霊性理解のために、イエズス会の創立者イグナチオ・デ・ロヨラと14世紀中世におけるドイツ神秘思想の定礎となったマイスター・エックハルト双方からの宗教霊性上の相克と共に通底するものを解明する論稿。
西田幾多郎の思索の道における宗教性を問い直す― 「西田哲学 〈と〉キリスト教」という問題に寄せて ― [招待有り]
長町 裕司
東西宗教交流学会 第34回大会〈西田幾多郎 没後70年を迎えて〉   2015年8月6日   東西宗教交流学会
西田幾多郎(1870 - 1945)の宗教思想と宗教哲学的思考の発展におけるキリスト教との接点及び順接ならざる独自の関係を、初期の『善の研究』(1911年)から中期の『叡智的世界』(1928年)を経て、最後期の『場所的論理と宗教的世界観』(1945年)に至るまでの思索の道の軌跡を追思しつつ、根源的な問題設定へ向けて問い直す試論。
『キリスト教信仰と今日の現象学的思惟 ― 〈より神的なる神〉を巡っての、マルティン・ハイデガーからジャン=リュック・マリオンへの〈思惟と信仰〉の問題構制』
長町 裕司
日本カトリック神学会 第25回学術大会   2013年9月9日   日本カトリック神学会
20世紀後半以降、ドイツとフランスで展開する現象学内部からの〈神〉の問題を、その〈神学的転回〉の理解も含めて、「信仰と思惟」の枠テーマに布置して開陳する。

競争的資金等の研究課題

 
「 東アジから発信する〈共生ための 知〉の探究 と構築 ― 仏教思想 とキリスト教思想における 〈個と普遍〉を巡る宗哲学的研究からの寄与 ―」
日本学術振興会: 
研究期間: 2013年 - 2015年    代表者: 長町 裕司
宗教的共生の思想
研究期間: 2011年 - 2012年    代表者: 宮本 久雄
「『人間の尊厳』を問い直す」(上智大学文学部教育研究)
研究期間: 2006年 - 2008年    代表者: 長町裕司(哲学科)、永井敦子(仏文学科)、高山貞美(人間学研究室)
中世後期からルネッサンスに至る「言葉」理解 ― 形而上学から人文主義へ ―
研究期間: 2003年 - 2004年    代表者: クラウス・リーゼンフーバー
『霧の只中の明けの明星のように ― マイスター・エックハルトの言語理解に寄せて ―』
中世後期マリストテレス哲学受容における知性・霊魂論の発展
研究期間: 2000年 - 2001年