森田 啓義

J-GLOBALへ         更新日: 17/09/08 02:53
 
アバター
研究者氏名
森田 啓義
 
モリタ ヒロヨシ
eメール
moritais.uec.ac.jp
URL
http://www.appnet.is.uec.ac.jp/~morita
所属
電気通信大学
部署
大学院情報理工学研究科、情報理工学域情報・ネットワーク工学専攻、Ⅱ類(融合系)
職名
教授
学位
工学博士(大阪大学)
科研費研究者番号
80166420

プロフィール

研究分野:情報理論、通信理論,動画像処理
情報理論の分野では、80年代初期から日本ではまだほとんど知られていなかった算術符号の研究を開始し、2値情報源に対する算術符号の圧縮性能と符号器内部における演算精度の関係を明らかにし,また符号語生成のための演算過程で発生する桁上がりの制御機構に関する研究や,符号化に用いる確率モデルを適応符号化・ユニバーサル符号化の観点からの研究などに従事.90年代には,フレーム同期符号に関する研究や,ユニバーサル符号の代表的なLempel-Ziv符号に関して,符号器のメモリ量を次第に増加していった場合の漸近解析を世界に先駆けて行った.さらにエッセン大学のHan Vinck教授とともに,特定の誤り値を訂正することに適した剰余環上に定義された,整数符号と呼ばれる線形符号の構成法やその符号化変調への応用という研究も開始した.
今世紀に入ってからは,博士後期課程学生と共同で,データ系列に出現しないパターンを登録する反辞書を,木構造や配列を用いて高速かつ効率的に構成する算法を提案した.最近は反辞書を用いた情報源符号化や,反辞書を1次元から2次元に拡張する研究に取り組んでいる.
画像処理に関しては,データ圧縮の観点から,前述の算術符号を用いた2値画像やディジタル濃淡画像の符号化について,やはり80年代初期から取り組んでいる.その後,一時期,3次元物体計測やコンピュータグラフィックスに興味が移ったが,今世紀になって,MPEG規格に基づいて圧縮されたビデオデータから直接ビデオ解析を行う研究を開始し,現在に至っている.これまでに,カメラが切り替る変化点やスポーツ番組のハイライトシーンの検出をMPEG1/2/4といったさまざまな規格で用いられている符号器の特性を考慮に入れたビデオ解析技術の開発をいくつかの企業との共同研究を交えながら押し進め,現在に至っている.

研究分野

 
 

経歴

 
2005年4月
   
 
大学院情報システム学研究科 教授
 

学歴

 
 
 - 
1978年3月
大阪大学 基礎工学部 生物工学科
 
 
 - 
1980年3月
大阪大学 基礎工学研究科 物理系専攻
 
 
 - 
1983年3月
大阪大学 基礎工学研究科 物理系専攻
 

委員歴

 
2003年5月
 - 
2005年4月
電子情報通信学会  大会幹事
 
2010年1月
 - 
2010年12月
情報理論とその応用学会  情報理論とその応用学会副会長
 
2010年1月
 - 
2010年12月
情報理論とその応用学会  SITA2010プログラム委員長
 
2005年1月
   
 
情報理論とその応用学会  情報理論とその応用学会評議員
 
1989年4月
 - 
1993年3月
情報理論とその応用学会  企画幹事
 

論文

 
A Grouping Based on Local Girths for the Group Shuffled Belief Propagation Decoding
Akiko Manada, Kyohei Yoshida, Hiroyoshi Morita, Ryuichi Tatsukawa
IEEE Communications Letters   20(11) 2133-2136   2016年11月   [査読有り]
認証鍵の生成・管理のための多次元インデックス法
董 際国 森田啓義
電子情報通信学会和文論文誌D   J98-D(1) 206-213   2015年   [査読有り]
On a Two-Dimensional Antidictionary Construction Using Suffix Tries
Takahiro Ota, Hiroyoshi Morita
Proc. 2015 IEEE International Symposium on Information Theory   2974-2978   2015年6月   [査読有り]
On Rate Tradeoffs for Erasable Write-Once Memory Codes
Tetsuya Kobayashi, Hiroyoshi Morita and Akiko Manada
Proc. 2015 IEEE International Symposium on Information Theory   1312-1316   2015年6月   [査読有り]
Nearest-Neighbor Error Correcting Codes on a Hexagonal Signal Constellation
Hiroyoshi Morita
Proc. 2015 IEEE International Symposium on Information Theory   2480-2484   2015年6月   [査読有り]

書籍等出版物

 
情報理論講義
小林欣吾,森田啓義 (担当:共著)
培風館   2008年7月   
電子情報通信用語辞典(執筆委員)
森田啓義 (担当:編者)
コロナ社   1999年   
情報源符号化-無歪みデ-タ-圧縮(算術符号の章分担)-
森田 啓義 (担当:共著)
培風館   1998年   
電子情報通信ハンドブック(情報理論の分担)
森田 啓義,佐藤創 (担当:共著)
オーム社   1998年   
情報のディジタル伝送(共訳)
有本卓,伊藤秀一,古賀弘樹,小林欣吾,森田啓義 (担当:共著)
森北出版   1997年   

講演・口頭発表等

 
DLグラフにおけるノードの入次数の評価
金子周平,森田啓義,眞田亜紀子
第36回情報理論とその応用シンポジウム予稿集   2013年11月26日   
多値アルファベットに対するユニバーサルな2パス反辞書符号化法
太田隆博,森田啓義
第36回情報理論とその応用シンポジウム予稿集   2013年11月26日   
On the Irreducibility of Certain Shifts of Finite Type
小林哲也,眞田亜紀子,太田隆博,森田啓義
第35回情報理論とその応用シンポジウム予稿集   2012年12月   
部分列数数え上げ符号化法を用いた反辞書符号化法について
太田隆博,森田啓義
情報理論とその応用シンポジウム予稿集,情報理論とその応用シンポジウム   2012年12月   
Linking Trajectories of a Moving Object on Multiple Cameras with Different Angles and Locations
I Gusti Bagus Baskara Nugraha, Noda Shinpei, Morita Hiroyoshi
FIT2011(第10回情報科学技術フォーラム)   2011年9月   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
2次元パターン反辞書法に基づく高解像度MPEG圧縮映像に適したシーン検出
研究期間: 2012年 - 2014年    代表者: 森田啓義

特許

 
特開2015-080107 : 移動体表示システムおよび移動体表示プログラム
森田啓義,伊藤勝造,村田正和,川口俊明
特開2012-015616 : MPEG2動き補償MBサイズ情報を用いた移動物体領域の表示・出力装置
森田 啓義, バスカラ・ヌグラハ,宮内 榮三,山本 健
特許第5803006号 : 概周期性を持つデジタルデータに対する異常信号検出システムの初期設定の自動化方法および装置
太田 隆博, 森田 啓義
特許第5567413号 : 輪郭抽出システム、輪郭抽出装置及び輪郭抽出プログラム
米国特許8,761,260B2号 : Cut Detection System, Shot Detection System, Scene Detection System and Cut Detection Method