2016年4月 - 2020年3月
力学系の大偏差原理とその普遍性
文部科学省 科学研究費助成事業(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 16K05179
- 体系的課題番号
- JP16K05179
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は,幾何学および関数解析の手法を用いて可微分力学系の大偏差原理およびその普遍性について理解することである.そのために以下の3つの課題に取り組む.(a)可微分力学系における大偏差原理の普遍性を示す.(b)大偏差原理のレート関数を解析し,物理測度の存在やその安定性,力学系の相転移現象について調べる.(c)決定論的力学系について得られた大偏差原理に関する結果,手法を応用してランダム力学系の漸近挙動を解析する.
- ID情報
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- 課題番号 : 16K05179
- 体系的課題番号 : JP16K05179