大井 眞二
オオイ シンジ (Shinji Oi)
更新日: 2019/06/14
基本情報
- 所属
- 日本大学 研究所長
- 学位
-
修士(政治学)
- 研究者番号
- 10120388
- J-GLOBAL ID
- 200901045080060515
- researchmap会員ID
- 1000286033
主たる専攻はジャーナリズム・スタディーズ、比較ジャーナリズム、米国ジャーナリズム史など。ジャーナリズムの理論、歴史を主たる研究のフィールドとしている。最近の著作としては、共著として『The Global Journalist in the 21st Century』(David E.Weaver and Lars willnat編、2012年 Routledge刊)、単著として、学会60周年記念シンポジウム論文「News Media and News Sources in Japan」『マス・コミュニケーション研究』(2012年日本マス・コミュニケーション学会、80号)、「震災後のジャーナリズムスタディーズ―媒介・メディア化されるリスク、災害、危機―」『マス・コミュニケーション研究』(日本マス・コミュニケーション学会、近刊)。その他編著として『現代ジャーナリズムを学ぶ人のために』(2007年、世界思想社)、共著として『客観報道―もうひとつのジャーナリズム論』(1999年成文堂)などジャーナリズム関係の書籍多数。2012年~13年には、世界の約80カ国が参加するWorlds of Journalism Studyにおける日本のプロジェクト代表として、2007年日大調査の続編「2013年版日本のジャーナリスト調査」を実施し、現在その分析を行っている。ジャーナリズムの世界は、劇的な秩序やパラダイムの変容の時代を迎えている。しかしながら欧米を中心にジャーナリズムは「死んだ」、「歩くゾンビ」といった言説が流布している。新聞を例に取れば、依然として著しい発展を見せているアジアをひとつの顕著な例外として、欧米では新聞の読者層は長期的な減少傾向にあり、また広告収入も低落を続けている。他方デジタル技術を原動力とするソーシャルメディアは主流・伝統ジャーナリズムのオルタナティブとして新たな可能性を示している。しかしいかなる形態のジャーナリズムが将来出現するにしても、人びとの公共的知識を形成し、世論に重要な影響を与えるジャーナリズムの文化、規範的役割は、混沌たる変革期においても、批判的に継承されるだろう。このカオスを解き明かし、新しいパラダイム、秩序を構築する営為は、本研究科のDNAといっていいだろう。ジャーナリズムの新たな生殖細胞を育てる若き才能の出現を期待したい。
研究キーワード
16研究分野
4経歴
6-
2004年4月 - 2010年3月
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2009年4月
-
2001年4月 - 2002年3月
-
1999年4月
-
1995年4月 - 1996年3月
学歴
2-
- 1975年
-
- 1973年
委員歴
1-
2007年6月 - 2009年6月
論文
73-
ジャーナリズム&メディア (11) 2018年3月15日 招待有り
-
ジャーナリズム&メディア (11) 2018年3月 査読有り
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ジャーナリズム&メディア (10) 7-25 2017年3月15日 招待有り
-
ジャーナリズム&メディア (7) 2016年3月20日 招待有り
-
ジャーナリズム&メディア (9) 114-134 2016年3月15日 招待有り
-
ジャーナリズム&メディア (8) 2015年3月30日 招待有り
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マス・コミュニケーション研究 (82) 2013年1月31日 招待有り
-
ジャーナリズム&メディア (5) 2012年3月20日 招待有り
-
マス・コミュニケーション研究 (80) 2012年1月31日 招待有り
-
ジャーナリズム&メディア (4) 2011年3月20日 招待有り
-
ジャーナリズム&メディア 3 2010年3月
-
社会志林 (4) 2010年3月
-
政経研究 46(2) 2009年11月25日
-
日本大学法学部創設120周年記念論文集(第2巻) 2009年10月4日
-
ジャーナリズム&メディア 3 2009年3月
-
新聞研究 (679) 2008年2月
-
朝日総研リポート (212) 27-58 2008年1月
-
電通 2007年11月
-
月刊民放 37(9) 2007年9月
-
月刊民放 (7月) 2007年7月 招待有り
書籍等出版物
32-
世界思想社 2018年4月30日
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新聞通信調査会 2013年2月24日
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Routledge 2012年
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世界思想社 2011年1月10日
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電通 2009年11月
-
日本評論社 2009年5月
-
ミネルヴァ書房 2009年4月
-
論創社 2008年10月
-
電通 2007年11月
-
八千代出版 2007年11月1日
-
電通 2006年11月
-
電通 2005年11月
-
電通 2005年11月
-
八千代出版 2005年
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電通 2004年11月
-
世界思想社 2004年
-
日本マス・コミュニケーション学会 2003年10月
-
慶應義塾大学出版会 2003年10月
-
電通 2002年11月
-
電通 2001年11月
講演・口頭発表等
16-
日本大学法学部新聞学研究所シンポジウム 2017年12月16日 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所シンポジウム 2017年1月28日 日本大学法学部新聞学研究所 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所シンポジウム 2016年2月20日 日本大学法学部新聞学研究所 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所シンポジウム 2015年2月27日 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所シンポジウム 2014年11月29日 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所シンポジウム 2014年3月7日 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所シンポジウム 2013年10月25日 招待有り
-
日本マス・コミュニケーション学会 2012年6月23日 日本マス・コミュニケーション学会 招待有り
-
新聞通信調査会 2012年3月1日 招待有り
-
日本大学法学部創設120周年記念シンポジウム 2009年10月17日 日本大学法学部新聞学研究所 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所 2007年11月11日 招待有り
-
日本大学法学部新聞学研究所 2007年7月25日
-
情報通信学会 2006年6月24日
-
日本マス・コミュニケーション学会 2005年6月
-
日本マス・コミュニケーション学会 2004年6月
-
日本マス・コミュニケーション学会 2000年6月