TAKAHASHI Koji

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Name
TAKAHASHI Koji
E-mail
takahashi.koujinihon-u.ac.jp
Affiliation
Nihon University
Section
College of Art, Department of Fine Arts
Job title
Professor
Degree
Master of Arts(The University of Tokyo)
Other affiliation
Nihon University
Research funding number
20179485

Research Areas

 

Education

 
 
 - 
1979
哲学, Faculty of Literature, The University of Tokyo
 
 
 - 
1984
美術史学, Graduate School, Division of Humanities, The University of Tokyo
 

Published Papers

 
A Consideration of Some Points of Contact Between C(]E85EE[)zanne and Rodin Involving a Sculptural Motif
Koji Takahashi
Research in Arts, College of Art, Nihon University   (32) 21-32   Jul 2000
ポール・セザンヌ(1839-1906年)が描いた絵画のなかに登場する彫刻、オーギュスト・ロダン(1840-1917年)作《ポモナ》の石膏像とされているものの当否、その存在理由と意味、またその背景となるセザンヌとロダンの相互の影響関係の実相を、セザンヌとロダン双方からのアプローチによって考察した。印象派としては特異なものと空間のヴィジョンを実現したセザンヌと、伝統的というよりは思わず革新に踏み出してしまった彫刻家ロダンの「もの」を介した同時性を検証した。
ロダンのブロンズ作品-鋳造の問題と国内作品
高橋幸次
日本大学藝術学部紀要論文編   (35) 49-63   Mar 2002   [Refereed]
フランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの彫刻作品は、本人が塑造を得意としたこと、複数のエディションが可能であること、市場の趣味が形成されたことなどから、各地に広く所蔵・展示されている。しかし、型取り(ムラージュ)の手法が介在するために、鋳造作品の真贋、質の担保、著作権侵害、孫抜き、などの問題が多々発生している。日本国内所蔵のロダンのブロンズ作品について、その全体像を探って、プロヴナンス、署名刻印や鋳造印、鋳造番号などの二次的なデータから、現状の解明と実態の問題点を指摘した。
初期ロダンにおける寓意像の意味-<武器を取れ>と<ベローナ>について
東京国立近代美術館紀要   (1) 113-135   1987
ロダン研究Ⅹ:リルケのロダン、そして高村光太郎のリルケ
Koji Takahashi
日本大学芸術学部紀要論文篇   (61) 21-32   Mar 2015   [Refereed]
ドイツ語圏の詩人リルケのロダン論と講演は、その他のロダン論に見られる評伝の類ではなく、一般にロダン理解のなかでは特異な位置を占めるものとされているが、作品の文学的解釈とか詩的表現と言ってすませるものではなく、論理的かつ深い洞察に充ちている。ロダン論では、「物」「手仕事」「面」「接触」「交差」「自然」といった概念を詩的に開陳しながら、ロダン作品の世界の解読に成功したといってよい。ドイツ語の発表であり、ロダンには十分に届かず、日本における受容も十分ではなかった観があるが、このリルケのロダン論は...
ロダン研究Ⅲ―バートレットのロダン:高村光太郎のルドルフ・ダークス
日本大学芸術学部紀要   (48) 33-44   Sep 2008   [Refereed]
アメリカの彫刻家トルーマン・バートレットのロダン理解を考察する過程で浮上した問題は、高村光太郎におけるルドルフ・ダークスの存在であった。高村の「ロダンの言葉」ではバートレットからロダンの言葉を引用した際の末尾に「ダークス「ロダン小傳」より」と引用元が2箇所で記述されるのみで、高村光太郎論にも指摘はない。ダークスは高村だけでなく白樺派のロダン理解の鍵ともなる存在である。

Misc

 
目利きのイチオシコレクション ロダン彫刻(下)
髙橋 幸次
朝日新聞      Oct 2017   [Invited]
目利きのイチオシコレクション ロダン彫刻(上)
髙橋 幸次
朝日新聞      Sep 2017   [Invited]

Books etc

 
What Did Rodin Say? Rodin in His Own Words
Koji Takahashi
Sangen-sha   Feb 2019   ISBN:978-4-88303-476-5
彫刻家ロダンの芸術観は、近代日本に圧倒的な影響をもたらしたが、その過程で作品以上に重要な役割を担ったのが、高村光太郎らによって翻訳紹介された一連の「ロダンの言葉」であった。その原典の「ロダンの言葉」を書き残した筆録者は誰であってどんな編集がなされたのか、さらに翻訳の際に生じた問題は何か、「原典」と「邦訳」から「ロダンの言葉」の成立と受容を詳細に辿り直し、ロダンの芸術観の本質と変容に言及しながら、ロダン研究の新たな基礎造りを試みた。
Sculpture 1
Nodoka Odawara, Reita Hirase, Kei Chiba, Noriaki Shiina, Yuji Sakouchi, Yoshio Shirakawa, Tadashi Kanai, Kazuo Kaneko, Koji Takahashi, Shuji Tanaka, Ryota Yamada, Noe Aoki, Motohiko Odani (Part:Joint Work, Importing the discourse of Rodin and Kotaro Takamura: About "The Path")
topofil   Jun 2018   ISBN:978-4-909744-00-5
The Actual Situation of History of French Modern Art: from the point of view after "New Art History"
稲賀繁美、三浦篤、平石昌子、永井隆則、六人部昭典、髙橋幸次、廣田治子、天野知香 (Part:Joint Work, ロダン 神話の解体と展望)
三元社   Aug 2007   ISBN:978-4-88303-204-4
世界的に著名なフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンであるが、研究史、受容史、現在の評価から見ても、屈折した展開を辿っている。その「近代的」とされる価値の実相、評伝形式の形成と失墜、フランス国立ロダン美術館とその周辺関係者が固持する作品のオリジナリティと複製の作品化という事態、「モデルニテ」という名の下の新製品と再販品、作品生産性と資料所有性という権力、「ロダン美術館」の世界的増殖、贋作問題、ロダン評価の維持装置、こうした括りで、ロダンの死後持続されているロダン評価のイデオロギー的制度的問題...
美術史の六つの断片―高階秀爾先生に捧げる美術史論集
辻佐保子、遠山公一、宮下規久朗、荒川裕子、三浦篤、髙橋幸次、廣田治子、枡屋友子、大原まゆみ、諸川春樹、大野芳材、鈴木杜幾子、越川倫明、浦上雅史、高橋達史、矢野陽子、人見伸子、吉川節子、天野知香、前川久美子、小佐野重利、西野嘉章、有川治男、吉祥寺尚子、隠岐由紀子、宮崎克己、太田泰人、高橋裕子、馬淵明子、児島薫、山梨絵美子、染谷滋、鐸木道剛、妹尾克己 (Part:Joint Work, ロダンとベルギー―支える構造の意味)
美術出版社   Apr 1992   
ロダンのベルギー滞在期における建築装飾仕事から《考える人》制作に至る、力強い人体像の構造の成立過程を検証した。ブリュッセル証券取引所内部の4体のカリアティード、屋上の2群像、アントワープのロース市長記念碑、アンスパック街にあったアトラントとカリアティードの群像を主として扱い、彫像が建築的構造と呼応して、上方からの重力に対して抗力を仮定した構造を内包している点に、ロダン彫刻の独創性を見た。それは、持ち送り(コンソール)構造に端を発し、さらに《考える人》の量塊性、捩じれの動勢、筋肉の緊張の表現...
世界美術大全集 西洋編 第20巻 ロマン主義
高階秀爾責任編集、太田泰人、三浦篤、馬淵明子、千足伸行、人見伸子、大原まゆみ、大高保二郎、新田喜代見、鐸木道剛、鈴木博之、髙橋幸次、荒川裕子、鈴木杜幾子 (Part:Joint Work, 「ロマン主義時代の彫刻」)
小学館   May 1993   
19世紀ロマン主義の時代の西洋彫刻を作家・作品・時代背景から考察してその全貌を概観した。フランスを中心として、ロマン主義彫刻の勃興、1830年代のサロンでの躍進、弾圧、40年代末の復活を辿り、さらには、中枢の新古典主義との確執、政治体制の変化による受容の変化、また複製販売、装飾仕事など彼らの新機軸が苦境の中から生み出された点に着目した。その周辺として、イギリス、ドイツでの展開にも及んでいる。作家、作品とも日本で殆ど紹介されていない領域が概観できるようになった。

Conference Activities & Talks

 
The Base : On the Cause of Independence and Autonomy of the Sculpture as Art Work in 19th Century [Invited]
Koji Takahashi
Franco-Japanese Society of Art and Architecture   5 Dec 1999   Franco-Japanese Society of Art and Architecture
日仏美術学会全国大会シンポジウム「パレルゴン―署名、タイトル、額縁、作品と場―」での口頭発表。今日の彫刻や立体造形では台座の廃棄が唱えられる一方で、台座は設置や展示においてまだ不可欠の要素である。彫刻芸術の周縁に在るこうした「装置」は、記念碑の台座として19世紀末まで確固とした位置を占めていたが、ロダンやブランクーシを経由する地点から「作品」の自立化を促しながらその廃棄に至るとされる。ここでは展示用の台座が1900年前後のロダンの展覧会を通じて簡素化されて今の形態となったこと、さらにその経...
ロダン彫刻の構造と空間 [Invited]
髙橋 幸次
シンポジウム「ロダン芸術におけるモダニティ」   9 Oct 1994   静岡県立美術館
静岡県立美術館主催シンポジウム「ロダン芸術におけるモダニティ」における口頭発表と報告書(平成8年3月)。彫刻家ロダンの作品における力学的構造に着目し、アトラントやカリアティードといった建築装飾との関係から、ダンスなどの運動、つまり静力学から動力学への発展をたどり、彫刻の自立性、外力と内力の拮抗関係などを、作品の形態と意味内容の両面から考察した。ロダン研究において、こうした着眼点とその仮説の立証は他に例を見ないものであった。
Oversea Travel and Return of Kotaro Takamura [Invited]
Koji Takahashi
The International Symposium "The Study of Modern Japanese Sculpture"   18 Jul 2015   Musashino Art University
国際シンポジウム「近代日本彫刻の研究」の内の口頭発表と報告書。高村光太郎の木彫は伝統的なものか近代的なものかという問題について、江戸以来の木彫への先祖帰りという仮説を立て論証した。近代性を主張する論調が多い中、頒布会用作製という成立事情、テーマ、刀痕、高村光雲の近代性との比較を通して、近代性を介したうちの伝統への回帰と結論付けた。ロダンを理解した洋行と帰国後の展開を、具体的な作例を検討しての検証であった。
なぜロダンだったのか―セーヴル焼の造形を巡るロダンと周辺の彫刻家から見える差異について
髙橋 幸次
屋外彫刻調査保存研究会例会   11 Mar 2017   屋外彫刻調査保存研究会
唯一性(ひとつだけという事態)への問題提起:「版」、複数性、複製性、オリジナリティ
台日版画共同展示会(「十青版画会創設36周年展」及び「版17招請展」)記念講演   2 Oct 2010   十青版画会、版17
版画の「版」、複数性、複製性の検討から、絵画、彫刻、写真、電子情報などの造形芸術において、旧来の至上価値とされるオリジナリティや唯一性(ひとつだけという事態)へ問題提起を行い、むしろマトリックス(母型)の集合と増殖こそが芸術創造の原点であることを主張。

Works

 
Exhibition N+N 2015: The Sculpture: Sculpture Now by Nichigei Sculpture Course
Koji Takahashi   Artistic Activity   Jun 2015 - Jun 2015
Curation of Exhibition N+N 2015: The Sculpture: Sculpture Now by Nichigei Sculpture Course.
Exhibition N+N 2013: Playing Peekaboo in Art: Thinking Manners of Arts
Koji Takahashi   Artistic Activity   Jun 2013 - Jul 2013
Curation of Exhibition N+N 2013: Playing Peekaboo in Art: Thinking Manners of Arts.
Exhibition N+N 2012: Touching: Lessons of Senses
Koji Takahashi   Artistic Activity   Jun 2012 - Jul 2012
Curation of Exhibition N+N 2012: Touching: Lessons of Senses.
Exhibition N+N 2011 Gazing at the Life: Works of Art of the Teaching Staffs and Graduates of Nichigei Fine Arts
Koji Takahashi   Artistic Activity   Jun 2011 - Jul 2011
Curation of the Exhibition N+N 2011 Gazing at the Life: Works of Art of the Teaching Staffs and Graduates of Nichigei Fine Arts.
Exhibition N+N 2010: The First Spring Storm in Nerima: Art Now of the Young Graduates of Nichigei Fine Arts
Koji Takahashi   Artistic Activity   Apr 2010 - Apr 2010
Curation of the exhibition N+N co-organized by Nihon University College of Art and Nerima Art Museum which showed the recent works by the young artists who graduated from the Fine Art Course of the college.