共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2020年3月

経済理論の大衆化から経済政策の形成へ:テキストマイニングを応用した実証研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 下平 裕之
  • ,
  • 小峯 敦
  • ,
  • 福田 進治
  • ,
  • 古谷 豊
  • ,
  • 舩木 恵子
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  • 本郷 亮
  • ,
  • 松山 直樹
  • ,
  • 金井 辰郎
  • ,
  • 小沢 佳史
  • ,
  • 仲北浦 淳基

課題番号
15H03330
配分額
(総額)
17,290,000円
(直接経費)
13,300,000円
(間接経費)
3,990,000円

本年度1年間で4回の経済思想研究会を開催した。平成30年度の研究実績として、テキストデータ解析手法の検討、資料の分析・収集、研究成果の刊行、国内外における学会報告を挙げることができる。
1 解析手法の検討:近年の社会科学におけるテキストマイニングに関する体系的な方法論に関するサーベイを行うとともに、それらの知見を踏まえた経済学史研究へのテキストマイニング適用の意義と方法を明らかにした。特にテキストに対する量的分析と質的分析とを組み合わせた「混合アプローチ」を社会科学におけるテキストマイニングに適した手法として評価し、これに加え経済学史に固有の方法論を視野に入れ、「柔らかな作業仮説」「機械的な量的分析」「質的カテゴリーを加えた量的分析」「原典による引証」という4段階からなる分析手法を提案した。
2 資料の分析・収集:経済思想研究会において各研究者が分担し、主要な経済学者の一次文献・未公刊資料等の収集、テキストデータ化、分析を行った。特に今年度は次年度以降最終成果としての書籍出版に向け、各研究者の専門領域に関連した文献・論文等の収集、分析を重点的に行った。また各研究者がテキストマイニングソフトを用い基礎的な分析が行えるよう、分析ソフトに関する研修を行った。
3 研究成果の刊行・学会報告:1で述べた4段階の分析手法を経済学者の言説に関するテキストマイニング分析に適用した論文を刊行した。また研究分担者が国内、海外において本研究テーマに関連した学会報告を行った。

リンク情報
MISC
経済学史研究におけるテキストマイニングの導入ーその手法と意義を中心に
MISC
Keynesian Elements in Beveridge’s Free Society (1944): A Text Mining Approach to the History of Economic Thought
講演・口頭発表等
質から量に迫る-テキストマイニングと経済学史の方法
講演・口頭発表等
ケインズのBBCラジオ放送に関するテキストマイニング分析
講演・口頭発表等
経済学史研究におけるテキストマイニングの活用−ベヴァリッジ報告を事例として−