2010年
水位放流方式によるダム操作の適用性に関する検討
ダム工学
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 20
- 号
- 1
- 開始ページ
- 6
- 終了ページ
- 15
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11315/jsde.20.6
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 ダム工学会
多目的ダムの洪水時の操作にあっては,迎洪水位が制限水位よりも低い場合に規定がなく,遅れ操作の発生と治水容量内における過貯留がまれに報告されている。これらの現象を未然に防止し,ダムの治水機能をより適切かつ効果的に発揮させるためには,水位放流方式によるすり付け操作の実施が有効と考えられる。本論文は,過去の実洪水データを活用して,その有効性を検証するとともに,下流河道水位上昇速度などの問題点を明らかにし,改良策を提案するものである。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11315/jsde.20.6
- ISSN : 0917-3145
- J-Global ID : 201002279737692970
- CiNii Articles ID : 130004495206