2014年4月 - 2018年3月
在宅診療に適した象牙質再生能を有する多機能型修復材料の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
粒径0.2~0.5 μmの球状ナノフィラーを新規に開発,前回のテーマ(22年度科研費採択)と同様な種々の実験を試みた結果,前回の成果と同様,被膜厚さを損なわず,粉液比を上げることが可能となり,その結果機械的強さや歯質接着性が有意に向上した.
さらに,この試作グラスアイオノマーセメントに,骨・象牙質形成誘導活性を示すサイトカインとして各分野で臨床応用が期待されている骨形成蛋白質(BMP)配合に着目,その結果1)修復象牙質形成能,2)脱灰象牙質再石灰化能,3)臼歯咬合面の修復にも期待される優れた機械的強さや歯質接着性向上の効果が示され,当該目的がほぼ達成された.
さらに,この試作グラスアイオノマーセメントに,骨・象牙質形成誘導活性を示すサイトカインとして各分野で臨床応用が期待されている骨形成蛋白質(BMP)配合に着目,その結果1)修復象牙質形成能,2)脱灰象牙質再石灰化能,3)臼歯咬合面の修復にも期待される優れた機械的強さや歯質接着性向上の効果が示され,当該目的がほぼ達成された.
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- ID情報
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- 課題番号 : 26462950
- 体系的課題番号 : JP26462950