向井智久 (Tomohisa Mukai) - マイポータル

基本情報

所属: 国土交通省　国土技術政策総合研究所評価システム研究室室長

学位: 博士（工学）(東京理科大学)

J-GLOBAL ID: 200901087582348339
researchmap会員ID: 1000289197

外部リンク: http://www.kenken.go.jp/japanese/research/member/t_mukai.html

研究キーワード

研究分野

社会基盤（土木・建築・防災） / 構造工学、地震工学 / 性能設計，損傷評価，計測技術，被災調査，地震後継続使用性

経歴

2022年4月 - 現在

国土交通省国土技術政策総合研究所評価システム研究室室長 (博士（工学）)
2013年4月 - 2021年3月

建築研究所構造研究グループ主任研究員
2012年4月 - 2013年3月

建築研究所企画部国際担当主任研究員
2011年3月 - 2012年3月

ブリティッシュコロンビア大学土木工学科 Visiting Faculty
2008年4月 - 2012年3月

- 独立行政法人建築研究所国際地震工学センター主任研究員主任研究員
2004年 - 2008年

独立行政法人建築研究所構造研究グループ研究員
1999年 - 2003年

東京理科大学理工学部建築学科助手

学歴

受賞

論文

実大5 層RC造壁付き架構試験体を対象とした静的非線形増分解析その2 解析結果と実験結果の比較

川越悠馬, 向井智久, 衣笠秀行, 河野進, 前田匡樹, 谷昌典, 渡邊秀和, 坂下雅信

日本建築学会大会学術講演梗概集 541-542 2018年9月
連層配置された矩形断面壁を有するRC架構の骨組解析

伊藤武志, 向井智久, 衣笠秀行, 谷昌典

コンクリート工学年次論文集 40(2) 253-258 2018年7月査読有り
袖壁・腰壁・垂れ壁を活用した実大5 層鉄筋コンクリート造建築物の静的載荷実験を用いた損傷評価分析その1：2014 年度の柱・梁・袖壁の実験結果とFEM 解析結果の比較

北村史登, 桑原亮, EkoYuniarsyah, 渡邊秀和, 河野進, 向井智久, 前田匡樹, 衣笠秀行

日本建築学会大会学術講演梗概集 697-698 2017年8月
袖壁・腰壁・垂れ壁を活用した実大5 層鉄筋コンクリート造建築物の静的載荷実験を用いた損傷評価分析その2：FEM 解析による2014 年度試験体の損傷の定量化

桑原亮, 北村史登, 河野進, 渡邊秀和, 向井智久, 前田匡樹, 衣笠秀行

日本建築学会大会学術講演梗概集 699-700 2017年8月
建築物の地震後の継続使用に関する阻害要因の分析と要求性能の検討

喜々津仁密, 向井智久, 加藤博人, 平出務, 長谷川隆, 柏尚稔, 谷昌典, 飯場正紀

日本建築学会技術報告集 53 331-336 2017年査読有り
実大5層RC造袖壁付き架構における袖壁付き柱の残存耐震性能評価

門田太陽人, 向井智久, 鈴木裕介, 前田匡樹

コンクリート工学年次論文集 38(2) 955-960 2016年7月査読有り
A full scale static loading test on five story reinforced concrete building utilizing columns with wing walls

Toshikazu Kabeyasawa, Tomohisa Mukai, Hiroshi Fukuyama, Hiroto Kato, Haruhiko Suwada, Masaomi Teshigawara, Koichi Kusunoki

Journal of Structural and Construction Engineering 81(720) 313-322 2016年2月1日査読有り
RC造壁付き架構の構造特性と損傷状態に関する研究－垂れ壁・腰壁付きRC造方立壁部材の構造特性と損傷状態に関する実験的研究－

石岡拓, 向井智久, 谷昌典, 近藤祐輔, 青山美穂子, 茂木順一, 前川利雄, 松浦恒久, 久光広祐

日本地震工学会論文集 16(1) 151-161 2016年1月査読有り
損傷低減及び構造性能改善を目指したRC造方立壁部材の実大実験

谷昌典, Eko Yuniarsyah, 向井智久, 河野進

コンクリート工学年次論文集 37(2) 325-330 2015年7月査読有り
東北地方太平洋沖地震により非耐力壁が損傷したSRC造建物の損傷評価

衣笠秀行, 豊田陽平, 向井智久, 田沼毅彦

コンクリート工学年次論文集 37(2) 343-348 2015年6月査読有り
RC造壁付き架構の構造特性と損傷状態に関する研究その1 被災したRC造壁付き架構の標準モデル

向井智久, 谷昌典, 石岡拓, 有馬義人, 金川基, 出水俊彦, 成瀬忠, 濱田真, 松浦恒久, 田沼毅彦

第14回日本地震工学シンポジウム 757-765 2014年12月
RC造壁付き架構の構造特性と損傷状態に関する研究その2 垂れ壁・腰壁付きRC造方立壁部材の構造特性と損傷状態に関する実験的研究

石岡拓, 向井智久, 谷昌典, 近藤祐輔, 青山美穂子, 堀伸輔, 前川利雄, 松浦恒久, 久光広祐

第14回日本地震工学シンポジウム 766-775 2014年12月
RC造壁付き架構の構造特性と損傷状態に関する研究その3 垂れ壁・腰壁付きRC造袖壁付き柱の構造特性と損傷状態に関する実験的研究

近藤祐輔, 向井智久, 谷昌典, 石岡拓, 出水俊彦, 茂木順一, 金川基, 成田悠, 小川晃平, 池田智紀

第14回日本地震工学シンポジウム 776-785 2014年12月
非耐力壁を有するSRC造架構のモデル化に関する研究

豊田陽平, 衣笠秀行, 向井智久, 田沼毅彦

コンクリート工学年次論文集 36(2) 265-270 2014年6月査読有り

MISC

0

RC造ボックス形連層耐力壁の一方向浮き上がり挙動を評価した解析モデルの検討

保永将矢, 向井智久, 坂下雅信, 衣笠秀行

日本建築学会構造系論文集 85(778) 1599-1609 2020年12月責任著者
23230 RC造建物の振動減衰性状評価方法の検討その10 柱試験体のFEM解析

趙波, 勅使川原正臣, 浅井竜也, 稲井栄一, 楠浩一, 梶原浩一, 諏訪田晴彦, 毎田悠承, 向井智久

構造IV (2020) 459-460 2020年9月
既存壁式構造物において下階壁面内に施工される接着系あと施工アンカーの引張特性に関する実験的研究(その2.既存耐力壁に施工したあと施工アンカーの引張実験)

有木克良, 向井智久, 中村聡宏, 冨岡裕史, 南部禎士, 田沼毅彦, 高光宏明, 秋山友昭, 沼田卓也

日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM) 2020 2020年
熊本地震で被災したSRC共同住宅の調査に基づく住民の心的ストレスを考慮した地震時損傷限界に関する研究

渡辺美雪, 衣笠秀行, 向井智久, 田沼毅彦, 松田頼征, 奥山晶貴

日本建築学会技術報告集(Web) 26(63) 2020年
接着系あと施工アンカーを用いた構造部材の構造性能評価方法に関する検討

向井智久, 南部禎士, 井上波彦, 諏訪田晴彦, 中村聡宏, 棚野博之, 宮内博之, 松沢晃一, 福山洋, 土屋直子, 田沼毅彦, 濱崎仁, 秋山友昭, 隈澤文俊

建築研究資料 (200 (CD-ROM)) 2020年
災害拠点建物の安全度即時評価および継続使用性即時判定(その8)袖壁付柱の曲げ解析

ZHANG Zheng, 百家祐生, YOON Rokhyun, 真田靖士, 楠浩一, 日比野陽, 向井智久

日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM) 2020 2020年
23297 応力調整機構を設けた鉄筋コンクリート造壁付き十字形部分架構の実験的研究

渡邊秀和, 向井智久, 毎田悠承

構造IV (2019) 593-594 2019年7月20日
23313 RC建造物の振動減衰状評価方法の検討柱試験体の実験概要および水平荷重－水平変位関係および鉄筋歪分布

小川瑞貴, 勅使川原正臣, 稲井栄一, 楠浩一, 梶原浩一, 浅井竜也, 諏訪田晴彦, 毎田悠承, 向井智久

構造IV (2019) 625-626 2019年7月20日
21539 建築物の地震時応答変位観測手法に関する基礎研究

向井智久, 毎田悠承, 田嶋一之, 鹿嶋俊英, 南部禎士

構造II (2019) 1077-1078 2019年7月20日
23080 躯体改造後の既存壁式鉄筋コンクリート造建物の構造性能評価その3 耐力壁・壁梁およびせん断要素実験の概要

毎田悠承, 日高悠樹, 高橋良輔, 伊藤成胤, 向井智久, 南部禎士, 有木克良, 冨岡裕史, 高光宏明, 岡部喜裕

構造IV (2019) 159-160 2019年7月20日
23081 躯体改造後の既存壁式鉄筋コンクリート造建物の構造性能評価その4 耐力壁実験結果

伊藤成胤, 毎田悠承, 向井智久, 日高悠樹, 高橋良輔, 南部禎士, 田沼毅彦, 岡部喜裕, 北堀隆司, 衣笠秀行

構造IV (2019) 161-162 2019年7月20日
中高層木造建築物の構造設計技術の開発

中島昌一, 奥田泰雄, 長谷川隆, 向井智久, 岩田善裕, 早川翔, 野口裕矢, 河合直人, 五十田博, 中島史郎, 中川貴文, 槌本敬大, 山口修由, 秋山信彦

建築研究所年報 2018 17‐18 2019年6月30日
中高層木造建築物等の構造設計技術の開発

槌本敬大, 山口修由, 秋山信彦, 車田慎介, 中島昌一, 奥田泰雄, 早川翔, 野口裕矢, 長谷川隆, 岩田善裕, 向井智久

建築研究所年報 2018 37‐38 2019年6月30日
熊本地震で被災した11階建てSRC造共同住宅を対象とした検討その7:C-1建物の最大応答変位に対する再分析

利根川洸一, 向井智久, 衣笠秀行, 田沼毅彦

日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM) 2019 2019年
熊本地震で被災したコンクリート系共同住宅の最大応答変位に対する分析

利根川洸一, 向井智久, 衣笠秀行, 田沼毅彦

コンクリート工学年次論文集(CD-ROM) 41 2019年
中性子回折法を用いたRC部材の曲げ付着機構に関する実験的研究その1 中性子回折法による応力測定技術の応用

鈴木裕士, 佐竹高祐, 楠浩一, 兼松学, 向井智久

日本建築学会大会学術講演梗概集 71-72 2018年9月
壁付きRC造架構を対象としたUFCパネルによる損傷軽減型耐震補強工法の施工合理化に向けた部材実験その9 開口の影響

田沼毅彦, 向井智久, 渡邊秀和, 谷昌典, 石岡拓, 金川基, 松浦恒久, 工藤陸

日本建築学会大会学術講演梗概集（東北） C-2 397-398 2018年9月
壁付きRC造架構を対象としたUFCパネルによる損傷軽減型耐震補強工法の施工合理化に向けた部材実験その10 実用化に向けた施工試験

石岡拓, 田沼毅彦, 向井智久, 渡邊秀和, 谷昌典, 堀伸輔, 内田崇彦, 前川利雄

日本建築学会大会学術講演梗概集（東北） C-2 399-400 2018年9月
接着系あと施工アンカーを用いた部材の構造特性評価に関する研究その21.実建物における増設スラブの長期試験(結果の検討)

佐藤眞一郎, 秋山友昭, 隈澤文俊, 濱崎仁, 塩原等, 井上芳生, 福山洋, 諏訪田晴彦, 向井智久, 田沼毅彦

日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM) 2018 2018年
接着系あと施工アンカーを用いた部材の構造特性評価に関する研究その20.実建物における増設スラブの長期試験(試験概要および観測結果)

隈澤文俊, 秋山友昭, 濱崎仁, 塩原等, 井上芳生, 福山洋, 諏訪田晴彦, 向井智久, 田沼毅彦, 佐藤眞一郎

日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM) 2018 2018年

もっとみる

書籍等出版物

2020年版建築物の構造関係技術基準解説書

(担当:共著)

全国官報販売協同組合・2020年 2020年
令和元年度版建築工事監理指針

(担当:共著)

公共建築協会・2019年 2019年
令和元年度版建築改修工事監理指針

(担当:共著)

建築保全センター・2019年 2019年
既存ブロック塀等の耐震診断基準・耐震改修設計指針・同解説

(担当:共著)

日本建築防災協会・2018年 2018年
鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説2018

(担当:共著)

日本建築学会・2018年 2018年
壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準・同解説

(担当:共著)

日本建築学会・2015年 2015年
2011年ニュージーランド・クライストチャーチ地震被害調査報告書

向井智久 (担当:分担執筆, 範囲:第4章耐震規定)

日本建築学会 2012年9月
災害後の建築物の機能維持・早期回復を目指した構造性能評価システムの開発

向井智久 (担当:共著)

2011年1月
Technical Committee on Seismic Resistance of Pilotis Structures and Rigid Frame Viaducts and the Seismic Design (Soft-story Design)

Japan Concrete Institute 2009年10月
ピロティー式構造物およびラーメン高架橋の耐震性能と耐震対策研究委員会報告書

（社）日本コンクリート工学協会 2009年9月
2007年版建築物の構造関係技術基準解説書

日本建築センター等 2007年
平成16年新潟県中越地震における小千谷総合病院の地震応答に関する調査報告書

建築研究資料 2007年1月
平成16年新潟県中越地震における小千谷総合病院の地震応答に関する調査報告書

建築研究振興協会 2007年1月
被災構造物の補修補強後の耐力劣化性状研究委員会報告書，ＪＣＩ研究委員会

（社）日本コンクリート工学協会 2005年3月

講演・口頭発表等

プレキャスト超高強度繊維補強コンクリート袖壁を用いた耐震改修技術の開発

建築研究所講演会 2010年
Seismic Retrofit Technique for RC Columns with Precast UFC Wing Wall

14th European Conf. Earthquake Engrg. 2010年
地震時の繰り返し挙動を考慮した鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価手法の開発

国土技術研究会 2007年
ENERGY BALANCE BASED SEISMIC DESIGN METHOD OF RC STRUCTURES CONSIDERING CYCLIC BEHAVIOR UNDER EARTHQUAKE

13th World Conf. Earthquake Engrg. 2004年

所属学協会

Works(作品等)

二重鋼管ブレースを用いた既存RC構造物の制振補強構法に関する研究

2001年

共同研究・競争的資金等の研究課題

革新的応力測定技術に基づくコンクリート用補強材の形態最適化

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2020年4月 - 2023年3月

兼松学, 諸岡聡, 西尾悠平, 向井智久, 宮津裕次
杭基礎を有するRC建物の合理的な杭・基礎梁の終局設計法の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2020年4月 - 2023年3月

楠浩一, 向井智久, 田村修次, 日比野陽, 長江拓也
災害拠点建物群の早期復旧に資する衛星情報を活用した被災判定自動化技術の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2020年4月 - 2023年3月

向井智久, 倉田成人, 田嶋一之, 衣笠秀行
損傷制御型RC造耐震壁の実現に向けた開発研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2016年4月 - 2019年3月

河野進, Wijeyewick remaA, 渡邊秀和, 向井智久, 丸田誠, 坂下雅信, 谷昌典, 西村康志郎
大地震後に防災拠点施設の機能を維持できる耐震性能向上技術の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2014年4月 - 2017年3月

向井智久, 山田哲, 中井正一, 秋田知芳, 衣笠秀行, 福山洋, 河野進, 長谷川隆, 松本由香, 飯場政紀, 平出務, 土方勝一郎, 岸田慎司, 谷昌典
脆性部材を有するRC造架構の構造性能評価

2007年 - 2017年
変形に伴って変化するRC造耐震壁の損傷程度と耐震性能評価

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2013年4月 - 2016年3月

河野進, 篠原保二, 渡邊秀和, 向井智久, 谷昌典, 丸田誠, 坂下雅信, 福山洋
ペルーにおける地震津波減災技術の向上に関する研究

2009年 - 2014年
あと施工アンカーの長期許容応力度に関する検討調査

2008年 - 2014年
長周期地震動を受ける超高層集合住宅の物・人・生活を守る技術の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2010年 - 2012年

齊藤大樹, 高橋徹, 石川孝重, 福山洋, 向井智久, 森田高市, 小豆畑達哉, 久木章江, 平田京子, 伊村則子, 衣笠秀行
NEUTRON DIFFRACTION STUDIES ON BOND STRESS DISTRIBUTION BETWEEN REBAR AND CONCRETE

2007年 - 2012年
MANAGEMENT OF CONTINUITY AND/OR RESILIENCY OF BUILDING FUNCTION AFTER DISASTERS

2007年 - 2010年
中性子回折法を用いた鉄筋コンクリート付着応力分布に関する研究

2007年
建築構造物の災害後の機能維持／早期回復を目指した構造性能評価システムの開発

2007年
多数回繰り返し変形を受けるRC部材の損傷評価

2007年
超高強度繊維補強コンクリートを用いたプレキャスト壁による耐震補強に関する実験的研究

2005年
Experiemental study on seismic retrofit with PCa-walls using UFC(Ultra High Strength Fiber Reinforced Concrete)

2005年
既存鉄筋コンクリート建物の履歴減衰型制震補強法に関する研究

2001年 - 2004年
Study on seismic retrofit for exixting reinforced concrete building using energy dissipative braces

2001年 - 2004年
STUDY ON DEGRADATION BEHAVIOR FOR R/C MEMBERS SUBJECTED TO HIGH CYCLIC DEFORMATIONS