2020年9月7日
スタートアップのエマージェント・メソッドに関する考察 ~エフェクチュエーション理論の概念と事例を中心に~
工業経営研究学会 第35回 全国大会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 工業経営研究学会
- 開催地
- 北海学園大学 (WEB大会)
現在、スタートアップに対する注目度が特に高まっている。中国、インド、インドネシアなどは、続々と生まれるスタートアップが国の経済成長をけん引している状況が見受けられる。特に、中国は多数のスタートアップの中から、ユニコーン、デカコーンと呼ばれるような巨大未上場企業が誕生している。
このようなスタートアップを続々と生み出すためには、起業を志す人財を増やし(パイを広げる)、起業しやすい制度環境を整備し(敷居を下げる)、実際に起業する(背中を押す)ことが求められる。特に、起業に踏み出すための起業手法の確立、普及は欠かせないものである。
本報告では、今までの創業支援などで主流であったビジネスプランの作成とプランの実行という合理的で厳密な事前の計画を重視する起業手法ではなく、創発的な起業手法として注目を集めているエフェクチュエーション理論の概念と事例について考察することで、スタートアップにとって創発的な手法であるエマージェント・メソッドが重要であることを指摘する。
キーワード:事業創造、スタートアップ、エマージェント(創発)・メソッド、エフェクチュエーション、コーゼーション
このようなスタートアップを続々と生み出すためには、起業を志す人財を増やし(パイを広げる)、起業しやすい制度環境を整備し(敷居を下げる)、実際に起業する(背中を押す)ことが求められる。特に、起業に踏み出すための起業手法の確立、普及は欠かせないものである。
本報告では、今までの創業支援などで主流であったビジネスプランの作成とプランの実行という合理的で厳密な事前の計画を重視する起業手法ではなく、創発的な起業手法として注目を集めているエフェクチュエーション理論の概念と事例について考察することで、スタートアップにとって創発的な手法であるエマージェント・メソッドが重要であることを指摘する。
キーワード:事業創造、スタートアップ、エマージェント(創発)・メソッド、エフェクチュエーション、コーゼーション