2016年4月 - 2019年3月
パブリック・ヒストリー構築のための歴史実践に関する基礎的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 16H03528
- 体系的課題番号
- JP16H03528
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
-
- (総額)
- 16,250,000円
- (直接経費)
- 12,500,000円
- (間接経費)
- 3,750,000円
本研究では、近年、海外の歴史学において存在感を高めつつあるパブリック・ヒストリー(public history)という研究の方向性を日本へ先駆的に導入し、その分野における歴史をめぐる研究方法、実践方法を日本で展開する可能性について検討した。結果、専門的な歴史学者が非専門的な普通の人びと、すなわち「公衆」と協働しながら、歴史や歴史の考え方に意識的、能動的に関与する研究や実践であるパブリック・ヒストリーが、従来の日本の歴史学を変える、大きな原動力となり得ることを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16H03528
- 体系的課題番号 : JP16H03528
この研究課題の成果一覧
絞り込み
受賞
1-
2020年3月
論文
1-
標葉隆馬編著『災禍をめぐる「記憶」と「語り」』、ナカニシヤ出版 113-152 2021年3月
書籍等出版物
1-
勉誠出版 2019年10月25日 (ISBN: 4585222545)