2000年3月21日
視線とマウスの併用によるドラッグ&ドロップ方式の実験的評価
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理
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- 巻
- 99
- 号
- 722
- 開始ページ
- 37
- 終了ページ
- 44
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本稿では, 計算機のGUIの操作効率の向上を目的として, ユーザの視線の動きとマウスを併用したGUI操作方法を提案する.対象とするGUI操作には, 日常的に行われる操作の一つである「ドラッグ&ドロップ操作」を選んだ.提案方式ではドラッグ&ドロップに含まれる操作を(1)選択対象であるアイコン付近への大まかなカーソルの移動, (2)アイコンへのカーソル位置の微調整, (3)アイコン選択の確定操作, の3つの基本操作に分け, (1)には視線を, (2)(3)にはマウスを用いる.さらに, (2)の微調整の方式としてAuto, Manual, SemiAutoの3方式を提案する.評価実験の結果, SemiAuto方式が従来のマウスだけの操作方式と同程度にミスが少ない上, より高速であることが分かった.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003272376
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10487237
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/5355872
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110003272376
- CiNii Books ID : AN10487237