藤本 寿彦

前衛詩の分水嶺／主知的抒情詩の胎動―「季刊 文学」昭和七年十二月に掲載された新進詩人の表現をめぐって― 

「始更」 (8) 92-111 2010年9月  

幸田文「糞土の墻」、新しい語り手を求めて―消える語り手／浮上するフェアリイランド― 

「始更」 (8) 67-85 2010年9月  

[家事をする少女]を主題化すること――幸田文「あとみよそわか」論― 

「始更」 (8) 40-66 2010年9月  

幸田文の安成二郎、本庄桂輔宛書翰――『幸田文全集』補遺 

「始更」 (7) 161-165 2009年9月  

幸田文「終焉」論――疎外する文学、生き直すための文学―― 

「始更」 (7) 132-160 2009年9月  

「幸田文」の誕生――「雑記」／書く喜びが生むテクスト―― 

「始更」 7(7) 109-131 2009年9月  

ポエジイ運動下における短歌革新－前川佐美雄歌集『植物祭』を中心に 

「始更」 (Vol.6) 2008年  

「女流随筆家」の誕生－森田たま『もめん随筆』の世界 

「始更」 (Vol.6) 2008年  

一九三〇年代における女性詩の表現－左川ちかを中心として 

「日本現代詩歌研究」 (Vol.8) 2008年  

アンデパンダン誌「今日の詩」と一九三〇年代のポエジイ運動－百田宗治の再評価に向けて 

「日本近代文学館年誌」 (Vol.3) 2007年  

日本近代詩の転換期における百田宗治の位置 

現代詩文献に関する基礎的研究（平成15年度～17年度科学研究費補助金成果報告書） 2007年  

幸田文「台所のおと」論 

「始更」 (Vol.5) 27-50 2007年  

詩人谷川俊太郎の出発 

「始更」 (Vol.5) 3-16 2007年  

谷川俊太郎論 

「総合研究所所報」 (Vol.15) 27-42 2007年  

幸田文『みそつかす』論－「向島蝸牛庵」／中廊下型住宅というトポスをめぐって 

「総合研究所所報」 (Vol.14) 2006年  

周縁としてのアヴァンギャルド－後衛という位置に立つ詩人たちのジレンマ 

「日本近代文学」 (Vol.74) 2006年  

アヴァンギャルドと戦争、あるいは反戦－戦時下の春山行夫を中心にして 

「國文学 解釈と教材の研究」 51(5) 66-73 2006年  

田中冬二論－「郷愁」の詩的構造 

「総合研究所所報」 (Vol.13) 31-51 2005年  

幸田文『番茶菓子』論 

「始更」 (Vol.4) 67-86 2005年  

忘れられた詩の世界－有本芳水と竹久夢二 

「始更」 (Vol.4) 51-66 2005年