論文

査読有り
2016年

眼球・頭部協調運動と有効視野の関係

日本経営工学会論文誌
  • 森島圭祐
  • ,
  • 大本浩司
  • ,
  • 茅原崇徳
  • ,
  • 山中仁寛

67
3
開始ページ
252
終了ページ
260
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.11221/jima.67.252
出版者・発行元
公益社団法人 日本経営工学会

<p>本研究では視覚情報処理を伴う作業を対象に,作業者による主作業を妨げずに有効視野範囲を評価する手法を提案することを目的とし,視認行動における眼球・頭部協調運動に着目した実験を実施した.実験では,作業者の有効視野範囲をコントロールした条件下において眼球運動,頭部運動の計測を行った.結果として,視対象に対する眼球・頭部協調運動は有効視野範囲の影響を受け,有効視野内の視対象に対する視認行動では眼球運動が先行し,有効視野外の視対象に対する視認行動では頭部運動が先行することを定量的に明らかにした.さらに視対象までの視角距離と眼球運動と頭部運動の生起時間差の関係から有効視野の狭窄を検出できる可能性を示唆した.</p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11221/jima.67.252
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005282593
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10561806
URL
http://jglobal.jst.go.jp/public/201702215496351669
ID情報
  • DOI : 10.11221/jima.67.252
  • ISSN : 1342-2618
  • CiNii Articles ID : 130005282593
  • CiNii Books ID : AN10561806

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