2013年4月 - 2017年3月
地域をつなぐ自省的な「歴史認識」形成のための基礎的研究-東北地方を基軸に-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 25285241
- 体系的課題番号
- JP25285241
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 15,600,000円
- (直接経費)
- 12,000,000円
- (間接経費)
- 3,600,000円
本研究は、日本と中国の「歴史認識」問題に対して、自省的な「歴史認識」を育成するために、日本と中国のさまざまな領域の研究者の協働によって、歴史教育プログラムをつくることを目的としている。そのために、東北地方と中国とをつなぐ人びとの経験に着目し、秋田県の「花岡事件」を対象に、日中における評価の相違、戦後の和解に向けた地域の人びとの活動を軸にした、ワークショップ・プログラムを研究開発した。岩手・秋田・弘前の三大学の教員養成系学生と中国からの留学生によって、次世代に伝えるための「授業づくり」として実施し、戦後の和解と交流を軸にすることで、感情の記憶を包み越えることの有効性を提示することができた。
- ID情報
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- 課題番号 : 25285241
- 体系的課題番号 : JP25285241
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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第4回 東北アジア歴史認識研究会 全体研究会 指定報告(岩手大学) 2016年2月21日 招待有り
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第1回 東北アジア歴史認識研究会 全体研究会 指定報告(岩手大学) 2013年8月7日 招待有り