2011年 - 2013年
小規模・高齢コミュニティが持つ「とらわれ」:健康行動を獲得するための「しかけ」
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
小規模で高齢化が著しく進展する離島では、ソーシャルサポートの強さが互いを監視し合う閉鎖系環境を生み偏狭で不健康なビリーフを強めている。誰かが始めた健康行動(ウオーキング)も「そんな暇があるなら働け」とバッシングされる。この結果、周囲の批判を危惧し健康行動の実践は抑制される。そこで、健康行動の実践が地域の力動によって阻害されず、ストレスを感じず実践できる状況を設定した(インセンティブを付与するウォーキングキャンペーン (WC)及びウォーキングイベント(WE))。その結果、2年目のWC後に参加者のストレス反応が最も低減し、仕事以外の事をして非難されることも無くなり、参加者の運動ステージが上がった。
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- 課題番号 : 23530942
- 体系的課題番号 : JP23530942