2011年1月
公共図書館デジタルレファレンスサービスの正答率調査 : 対面式及びQ&Aサイトとの比較を通じて
図書館界
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- 巻
- 62
- 号
- 5
- 開始ページ
- 348
- 終了ページ
- 363
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.20628/toshokankai.62.5_348
- 出版者・発行元
- 日本図書館研究会
本研究では都道府県立及び市区立公共図書館のデジタル/対面式のレファレンスサービスとQ&Aサイトに60個の同じ質問を行い,正答率を比較した。結果,デジタルレファレンスサービス(DRS)の正答率は全般にQ&Aサイトより高いこと,DRS未実施館の対面式の正答率はQ&Aサイトと変わらないが,実施館のそれはQ&Aサイトより高いことが示された。DRSを行うほどレファレンスサービスに熱心に取り組めば,図書館の正答率はQ&Aサイトを超えられる可能性がある。今後のレファレンスサービスのあり方を検討する上で考慮すべき結果と思われる。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.20628/toshokankai.62.5_348
- ISSN : 0040-9669
- CiNii Articles ID : 110008440783
- CiNii Books ID : AN00173287