共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

がん看護専門看護師を対象とした遺伝リテラシー向上のための教育プログラムの開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 村上 好恵
  • ,
  • 今井 芳枝
  • ,
  • 川崎 優子
  • ,
  • 武田 祐子
  • ,
  • 浅海 くるみ
  • ,
  • 柴田 亜弥子

課題番号
17K12268
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円

遺伝性腫瘍は全がんの10%を占めると言われ、多臓器にわたり同時性・異時性にがんを発症するため早期に発見されなければ生命予後にも影響を与えると報告さ れているにもかかわらず、がん診療に携わる専門職ですら、その認識が薄いのが現状である。その背景として、国内の看護学基礎教育において遺伝学や遺伝リテ ラシーに関する教育プログラムが不十分なことがあげられる。そこで、本研究では、「がん看護専門看護師を対象として、遺伝性腫瘍に関する知識と共に遺伝リ テラシー向上のための教育プログラムの開発を行うこと」を目的としている。
初年度は、①文化の違いによる遺伝リテラシー教育の差異に関する検討について、電子データ ベースを用いて国内外の研究論文を検索することに加えて、国内外の教育機関のホームページから遺伝リテラシー教育に関する内容を丁寧に検索し抽出することとし、担当分野を決定した。②がん診療連携拠点病院に所属するがん看護専門看護師の遺伝カウンセリングへの関与の実態調査については、遺伝カウンセリングに限らず、がん看護専門看護 師が臨床実践において診療に関与していることを客観的に評価できる質問項目について文献検討を行い、「関与」に関する質問項目を抽出した。さらに、遺伝性 腫瘍の基本的知識に関する理解度については関連学会が開催しているがん遺伝カウンセリングセミナーのプログラム内容を基盤として基本的項目を抽出し、質問 紙原案を作成した。作成した案をメンバー間で内容確認を行った。
平成30年度は、①担当分野ごとの遺伝リテラシー教育に関する文献検討が進み、教育プログラム作成の基礎資料となるものが抽出されてきた。②がん診療連携拠点病院に所属するがん看護専門看護師の遺伝カウンセリングへの関与の実態調査については、687名に調査票を発送し、235名(回収率34.2%)より返送があり、分析を開始した。

ID情報
  • 課題番号 : 17K12268