2006年 - 2007年
19・20世紀における「啓蒙」の理念と実践についての系譜学的・比較史的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
本研究は19・20世紀の世界の「啓蒙」の受容・変形・批判の諸相の検討と18世紀欧州の「啓蒙」の再検討とを行い、1)18世紀の思想を同時代の社会史・政治史と照らしつつ新たな解釈を提示する、2)「啓蒙」に近代の政治・社会の基本構想の起源を認め、それが19世紀以降いかに批判されつつ受容されたか解明する、3)近代の諸学やそれらへの批判をはらむ知的な革新が「啓蒙」ともつ関係を解明する、という3点に努めた。
- ID情報
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- 課題番号 : 18320023
- 体系的課題番号 : JP18320023