論文

筆頭著者 責任著者
2000年

タイラギ、アカガイに対する産卵誘発方法としての止水と紫外線照射海水の効果

長崎県水産試験場研究報告
  • 松田正彦
  • ,
  • 藤井明彦

26
開始ページ
9
終了ページ
15
記述言語
日本語
掲載種別

タイラギとアカガイの安定した採卵方法を確立するため,産卵誘発刺激として温度刺激に止水と紫外線照射海水を単独あるいは両者を組み合わせて,その効果を比較した。温度刺激に,タイラギでは止水またはUV海水を,アカガイではUV海水を組み合わせることで誘発効果が認められた。特に両者を組み合わせたものはすべての実験で反応があり,反応率は高かった。また,温度刺激を開始してタイラギでは5時間,アカガイでは3時間以内に種苗生産に必要な受精卵を得ることができ,この方法はタイラギやアカガイの採卵には効果的であると考えられた。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/80012398596
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00386368
URL
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ID情報
  • ISSN : 0388-8401
  • CiNii Articles ID : 80012398596
  • CiNii Books ID : AN00386368

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