資料公開

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タイトル 2016年日本地理学会秋季学術大会発表要旨「地域住民の常識知を生かした持続的な生活環境の形成に関する研究: 茨城県大洗町磯浜地区における高潮対策事業への住民の対応を例として」
カテゴリ その他
概要 本研究は、地域住民の常識知の構造を検証し、これらを生かした持続的な生活環境の形成の可能性を考えることを目的として行ったものです。ここでは、茨城県東茨城郡大洗町における高潮対策事業への磯浜地区住民の対応を例としました。
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 「社会環境」は人間が社会生活を営む中で形成されてきた組織や制度、構造や慣習などの総体をいい、その対概念が「自然環境」となる。そして、社会生活を営むためになされる人間の生産活動はその基礎を有限の自然に依拠しているが、今日では経済的利潤追求行為を基本とする資本主義下の企業による外部不経済を放置した経済活動等の影響が累積し、世界各地で「持続社会構築」などの目標が設定される状況が生じている。

本論ではこれをふまえて持続社会の形成を目的とし、わが国各地の社会環境と自然環境の関係に見いだされる問題やその解決の手だてについて具体的に取り上げながら、実際的な環境論を受講生と探究し共有したい。

なお、地方村落、都市近郊地域の農村、地方都市、大都市圏といった都市化の程度と人口、経済規模などの違いからそれぞれの社会環境と自然環境の関係は異なり、そこに生じる問題も異なる。本講義では、都市化の程度が低く自然の成因の残存率が高いことで社会環境と自然環境の関係のとらえ方の理解に向くと考えられる地域から見てゆくことをしたい。

「社会環境論 I」は、持続社会形成の基本となる「地域の風景をきっかけとして自然環境と社会環境の関係を読み解く」意義と方法や、生態学的な環境形成技術である「環境デザイン」を各地の問題の解決に応用することの可能性について主に解説する講義とする。

第01講「風景を通した環境の見方」
風景と景観、風景の見方について説明する。

第02講「持続社会の条件」
ストラスブールの都市交通計画を例に説明するほか、E. F. シューマッハー、宇沢弘文らの経済理論について環境デザインの観点からふれる。

第03講「風景を資本と見る意義」
アレックス・カー『犬と鬼』等の文献にある記述を紹介した後、京都市と飛騨市古川町の風景、環境の質の比較へ。

第04講「環境デザインの誕生」
持続社会形成に有効な技術の一つと考えられる環境デザインの概要を説明。

第05講「日本における環境デザイン」
環境デザインの本義と技術行使の実態が大きく異なる状況を批判的に解説する。

第06講「風景資本の構成」
物質循環と人間の土地・資源利用およびその結果としての風景の生成について解説する。

第07講「人間を生んだ自然の成り立ち 前」
第6講より水を中心に物質循環について振り返る。

第08講「人間を生んだ自然の成り立ち 後」
同上

第09講「人間が身を置く場所のつくり 前」
第6講より土地利用技術について振り返る。

第10講「人間が身を置く場所のつくり 後」
同上

第11講「『緑化』考」
もっとも身近な環境形成技術と目せる「緑化」の意義と方法について、関東大震災復興と都市防衛を経験した東京市技師、井下清『緑地生活』等を読むことから見てゆく。

第12講「問題提起 1: 自然資源と自然・社会環境の関係」
資源収奪、公害等外部不経済と人間の関係について。

第13講「問題提起 2: 防災と自然・社会環境の関係」
主に東日本大震災復旧・復興事業の実態について。

第14講「問題提起 3: 地域情報の形成と発信」
「ローカリズム(地域主義)」とメディアの関係について。

第15講「人間の安全保障」
アマルティア・センの理論に重ねて本講義を振り返る。


教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 第2講「持続社会の条件」講義資料

教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 第3講「風景を資本と見る意義」

教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 第4講「環境デザインの誕生」

教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 第5講「風景資本の構成」
*2017/05/29 更新

教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 第6講「日本における環境デザイン」

教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 第7講「人間を生んだ自然の成り立ち 前」

教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html
タイトル 宇都宮大学COC+ゼミナール「風土とその見方について」
カテゴリ 講義資料
概要 2017年5月22日に実施した当ゼミナールの配布資料を公開します。
タイトル 社会環境論 I|流通経済大学
カテゴリ 講義資料
概要 第8講「人間を生んだ自然の成り立ち 後」講義資料

教科書:
廣瀬俊介『風景資本論』朗文堂、2011年
http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html