MISC

2008年

中立ブイ装着まぐろ延縄漁具の水中形状に及ぼす流れの影響

日本水産工学会誌
  • 志賀 未知瑠
  • ,
  • 胡 夫祥
  • ,
  • 伊東 功道
  • ,
  • 塩出 大輔
  • ,
  • 東海 正

44
3
開始ページ
185
終了ページ
195
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.18903/fisheng.44.3_185
出版者・発行元
日本水産工学会

近年まぐろ延縄漁業による海亀類の混獲問題が国際的に注目され、まぐろ資源の地域漁業管理機関や国連食糧農業機関(FAO)の場で対策が講じられるようになっている。著者らは、海亀混獲回避およびマグロ類の効率的漁獲を目的として、まぐろ延縄漁具に中立ブイと長い浮縄を取り付けた中立ブイシステムを開発した。本研究では、回流水槽においてShiodeらが提案した中立ブイを装着したまぐろ延縄漁具を用いた模型実験を行い、一様流中での漁具の水中形状を計測し、ふかれによる漁具の水深変化を評価することを試みる。さらに、その結果と比較しながら、Wanらの有限要素法に基づき、水槽実験と同じ条件で数値シミュレーションを行い、中立ブイ装着漁具のふかれを再現できるかどうかを確認する。そして、この数値シミュレーションによって中立ブイの装着が延縄漁具のふかれに及ぼす影響を評価することができるか検討する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.18903/fisheng.44.3_185
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006647830
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10278554
ID情報
  • DOI : 10.18903/fisheng.44.3_185
  • ISSN : 0916-7617
  • CiNii Articles ID : 110006647830
  • CiNii Books ID : AN10278554
  • identifiers.cinii_nr_id : 1000040361810

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