2007年 - 2008年
脳微小血管障害における動脈波反射の役割
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
一般成人において、動脈波反射に関連する圧脈波指標は無症候性ラクナ梗塞や白質病変を含む脳微小血管障害と有意に関連する。脳の微小血管障害と腎の微小血管障害(アルブミン尿)は相互連関し、その結びつきには大動脈硬化が介在する。高血圧患者において、全身の大・小動脈の構造的・機能的変化に起因する動脈波反射の増加は、脳への血圧と血流の拍動を増加させ、これらが脳微小血管障害を進展させると推測される。
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- 課題番号 : 19590848
- 体系的課題番号 : JP19590848