2018年4月 - 2021年3月
電気化学インピーダンス法による燃料電池の水素リーク計測
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
EIS(Electrochemical impedance spectroscopy)法は,燃料電池セルで起こる様々な現象を調べるために使用されてきたが,水素欠乏状態では電圧急増が生じ測定は困難とされてきた。本研究では,セルに並列抵抗を接続して水素欠乏による電圧急増を抑制し,水素欠乏状態のセルインピーダンスを測定する新技術を開発する。この方法によれば燃料利用率100%までのセルインピーダンス測定が可能となり,EIS法による水素リークの測定も可能になると考えられる。本研究では,膜厚の異なる4個のセルを積層した固体高分子形燃料電池スタックを用いて,インピーダンス測定を行い,測定結果から水素リークを求める手法を開発する。