片山 はるひ
カタヤマ ハルヒ (Katayama Haruhi)
更新日: 09/14
基本情報
- 所属
- 上智大学 神学部神学科 教授
- 学位
-
現代文学修士(プロヴァンス第一大学)文学修士(上智大学)文学博士(プロヴァンス第一大学)
- 研究者番号
- 70266063
- J-GLOBAL ID
- 200901073368326769
- researchmap会員ID
- 5000064330
1985年より(〜現在に至る) ジョルジュ・ベルナノス研究
キリスト教霊性研究
1990年より(〜現在に至る) 日本キリスト教文学(遠藤周作等)研究
1994年より(〜現在に至る) 物語論 研究
2000年より(〜現在に至る) キリスト教文学研究・キリスト教霊性研究
教育活動は、上智大学の特色である選択必修「キリスト教人間学」授業及び神学部の授業で行っている。キリスト教人間学は、キリスト教思想を基盤とし、倫理学、哲学を踏まえて、現実に生きる「人間とその生き方」を総合的に追求する学問であるため、学生の思考力を培うことが必須であり、様々な形での参加型授業を試みている。また、ソフィアコミュニティ・カレッジ、その他の社会人講座・講演などで、生涯教育の分野にも携わっている。
研究活動においては、フランス20世紀のカトリック作家(ベルナノス、ペギー、モーリアック等)の研究から始め、人間学とのかかわりにおいては、人間探求と文学という視点から研究を続けてきた。近年は、日本のキリスト教文学や物語論一般にも研究の幅を広げている。教職科目に関与するようになってからは、読書教育、読書療法等も研究の対象としている。
また、神学部の授業と大学院の講義においてキリスト教の霊性、特にカルメル会の霊性を扱い、研究を行っている。
(研究テーマ)
カルメル会の霊性
キリスト教文学研究
経歴
6-
2009年4月 - 現在
-
2007年4月 - 2008年3月
-
1998年4月 - 2006年3月
-
1994年4月 - 1997年3月
-
1990年4月 - 1993年3月
-
1981年4月 - 1982年3月
学歴
5-
1988年10月 - 1995年12月
-
1989年10月 - 1990年10月
-
1987年4月 - 1989年3月
-
1985年10月 - 1986年11月
-
1977年4月 - 1981年3月
委員歴
5-
2018年4月 - 現在
-
2010年9月 - 現在
-
2000年4月 - 現在
-
2003年4月 - 2005年2月
-
2000年4月 - 2004年3月
論文
54-
カトリック生活 (8月号) 5-7 2022年8月 招待有り
-
人間学紀要 (50) 2021年10月 招待有り
-
カルメル 2020年(冬号) 2020年1月 招待有り
-
2021年(秋号) 2019年11月 招待有り
-
2019年(夏号) 2019年7月 招待有り
-
カルメル 2019年(春号) 2019年4月
-
カルメル (冬) 2019年1月1日 招待有り
-
カトリック生活 (11月) 7-10 2018年11月 招待有り
-
カルメル (秋) 2018年11月1日 招待有り
-
カルメル (夏) 2018年7月1日 招待有り
-
カルメル (春) 2018年4月1日 招待有り
-
福音宣教 第71(12月) 2017年12月1日
-
福音宣教 第71(11月) 2017年11月1日
-
カルメル (秋) 2017年11月1日 招待有り
-
福音宣教 71(10月) 2017年10月1日
-
福音宣教 第71(8-9月) 2017年8月1日
-
カルメル (夏) 2017年4月1日
-
遠藤周作研究 (9) (1)-(16) 2016年9月10日 査読有り
-
日本カトリック神学会誌第27号 27(27) 51-74 2016年8月31日 査読有り
-
カトリック教育研究 (31) 75-88 2014年8月25日 査読有り招待有り
MISC
6-
ソフィア : 西洋文化ならびに東西文化交流の研究 59(4) 115-117 2012年2月15日
-
カトリック教育研究 (24) 80-82 2007年
-
ソフィア 51(1) 137-139 2002年
-
ソフィア 47(1) 103-113 1998年
-
ソフィア : 西洋文化ならびに東西文化交流の研究 45(4) 51-66 1996年
-
ソフィア : 西洋文化ならびに東西文化交流の研究 43(3) 104-106 1994年9月30日
主要な書籍等出版物
30-
Ontau 2022年5月 (ISBN: 9782490105274)
-
キリスト新聞社 2022年3月 (ISBN: 9784873958033)
講演・口頭発表等
31-
福岡 笹岡カトリック教会 2023年3月19日 招待有り
-
イグナチオ教会 フォロウアップ講座 2022年11月19日 招待有り
-
白百合女子大学 宗教講座 2022年10月29日 招待有り
-
イグナチオ教会フォロウアップ講座 2021年9月18日 招待有り
-
上智人間学会 第49回シンポジウム 2021年9月4日 招待有り
-
日本カトリック教育学会 第45回全国大会シンポジウム 2021年8月29日 招待有り
-
イエズス会霊性センター「せせらぎ」シンポジウム 2021年4月18日 招待有り
-
Ateneo de Davao University, Department of Anthropology 2018年12月8日 招待有り
-
真生会館 2018年11月18日 招待有り
-
日本カトリック教育学会特別企画Ⅱ 科研費共同研究「カトリック系人文教育と日本」共催シンポジウム 2018年9月22日 日本カトリック教育学会 招待有り
-
日本カトリック医師会 関西支部講演会 2018年4月8日 招待有り
-
上智大学共生学研究会・キリスト教文化研究所主催シンポジウム 2015年12月5日 上智大学共生学研究会・キリスト教文化研究所主催シンポジウム 招待有り
-
連続セミナー「第二バチカン公会議と今」 2015年11月18日 イエズス会社会司牧センター 招待有り
-
オリエンス・セミナー 2015年9月25日 オリエンス宗教研究所 招待有り
-
第10回遠藤周作学会 2015年9月19日 遠藤周作学会
-
日本カトリック神学会 2015年9月8日 日本カトリック神学会
-
西江・上智 神学部・神学研究科 Sofex シンポジウム 2013年11月14日 西江・上智 神学部・神学研究科 招待有り
-
日本カトリック教育学会 2013年9月1日 日本カトリック教育学会 招待有り
-
第5回遠藤周作学会 2010年9月18日 遠藤周作学会
-
「教会の社会教説綱要」出版記念シンポジウム 2009年7月4日 上智大学神学部・上智大学カトリックセンター
担当経験のある科目(授業)
6-
2020年 - 現在
-
2016年 - 現在
-
2010年 - 現在
-
2009年4月 - 現在
-
1990年 - 現在
-
1990年 - 現在
所属学協会
7-
2014年4月 - 現在
共同研究・競争的資金等の研究課題
6-
文部科学省 科学研究費助成金 2007年 - 2010年
-
上智大学 2005年 - 2006年
-
2004年 - 2004年
-
1999年 - 2000年
-
上智大学 1996年 - 1998年
-
上智大学 1990年 - 1991年
学術貢献活動
1その他
23-
2009年9月 - 2009年9月イグナチオ教会(カトリック麹町教会)の新受洗者のための講座の講師を務めた。また祈りの実践など具体的指導も行った。
-
2009年4月 - 2009年4月遠藤周作の代表作『沈黙』の再読を新たな視点から試みた講演。\n歴史小説の枠組みの中で、歴史的検証を経て、私小説とも言える重層性を浮き彫りにした。キリスト教文化受肉の問題にも言及して論じた。
-
2009年3月 - 2009年3月四旬節を準備するための黙想として、幼きイエスの聖テレーズの霊性について講演した。
-
2008年2月 - 2008年2月シンポジウムにおいて、シンポジストとして、「『人間学』としてのキリスト教教育」という題で発題を行った。
-
2007年10月 - 2007年10月上智大学において、永井隆の記念シンポジウムの企画を行い、当日は司会とプレゼンテーションを務めた。400名近くの参加者があり、本学の学生を初め、広く一般より参加者あり、平和教育の推進に貢献することができた。
-
2007年9月 - 2007年9月前年度に続き、宗教科教員の養成の問題について、ゲスト・スピーカーを5名(大学教員2名、中高の宗教科教員3名)迎え、ラウンドテーブルを企画・運営した。
-
2006年9月 - 2006年9月第30回日本カトリック教育学会において、初めてのラウンド・テーブルを発案、企画、運営した。\nテーマは、宗教科教員の養成について、で約60名の参加者より、活発な討議が行われた。
-
2006年6月 - 2006年6月カトリック東京教区が主催した、第6回 小教区を支える信徒のための研修会において、現在の青年活動についての講演を行った。
-
1999年8月 - 2000年8月ローマで開催された第15回ワールド・ユースデイに日本カトリック教会公式団体のリーダーの一人として200名の団体の準備・引率・指導にあたった。
-
2000年4月 - 2000年4月エリザベト音楽大学の記念講演にて、講師としてイエズス会の人間教育について講演した。
-
2000年4月どの授業においても、レポートの書き方について、ハンドアウトを配り、文献の扱い方、プランの建て方、書式に至るまで、きめ細かい指導を行っている。またコピー&ペーストの剽窃の問題性にも触れ、レポート作成上の規範を示し、大学で学問をする意味について学生に考えさせるように、指導している。中間レポートはコメントをつけて返却し、優秀なレポートを紹介することなどにより、より良いレポートが書けるように配慮している。
-
1998年4月カトリックセンターの公認団体である「グループエマオ」の指導を1998年度より行っている。\nグループエマオは、キリスト教を自由に学ぶための学生による自主的教育活動であり、その発案、企画、運営などに携わり、上智大学における宗教教育の発展に努めてきた。
-
1995年4月全学共通科目の文学論など比較的多人数の授業においても、グループディスカッションを導入し、授業の活性化をはかっている。課題図書を必ず読み、ミニ・レポートを持参してディスカッションに臨むことで、話し合いの質を高め、学生が主体的に授業に参加するようにと心がけている。毎回提出させるリアクション・ペーパーでの質問にも、可能な限り答えることで、双方向授業を実現するように工夫している。
社会貢献活動
18