2005年 - 2008年
家畜卵巣内卵母細胞の発育開始制御と体外発育法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
- 課題番号
- 17380169
- 体系的課題番号
- JP17380169
- 配分額
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- (総額)
- 15,530,000円
- (直接経費)
- 13,700,000円
- (間接経費)
- 1,830,000円
- 資金種別
- 競争的資金
家畜の卵巣内には, 卵子のもととなる小さな卵母細胞が莫大な数存在している。成体の家畜の卵巣には, これらの卵母細胞の発育開始を抑制する機構が働いており, これによって哺乳類の長い生殖可能期間が保証さていると考えられる。家畜の卵母細胞の発育開始は, FOXO3Aと呼ばれる転写因子によって抑制的に制御されており, FOXO3Aの発現を一時的に抑制すると, 卵母細胞は発育を開始することが明らかとなった。また, 卵巣内の発育途上の卵母細胞を1ヶ月以上の長期間にわたって体外で培養することが可能となった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17380169
- 体系的課題番号 : JP17380169