共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2013年

看取りケア充実に向けた死後の処置教育プログラムの開発に関する研究

文部科学省  科学研究費補助金(若手研究(B))
  • 平野 裕子

課題番号
23792603
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円
資金種別
競争的資金

本研究の目的は、患者や家族の思いを尊重した、グリーフケアにつながる死後の処置を提供するため、新人看護師の教育的支援者となる先輩看護師が死後の処置場面において実施している新人看護師への指導や支援の実態を明らかにし、看取りのケア充実に向けた死後の処置教育プログラムを構築することである。今年度は新人看護師の教育的支援者となる先輩看護師が死後の処置場面において実施している新人看護師への指導や支援の実態について予備調査を実施予定であったが実施には至れなかった。そのため、プリセプター経験があり、看護師経験3~4年の看護師7名を対象に実施した調査結果の再分析を行なった。結果、新人看護師と死後の処置を実施した経験のある者は2名のみであり、支援についてはさらに経験のある看護師が主に行っており、あまり関わっていなかった。一方で新人看護師時代に実施した看取りの場面を通して先輩看護師から受けた支援は69内容あり、≪生じた思いや行えた行為に気づかせる肯定的な受け止め≫≪力量を考慮した段階的ケアの獲得≫≪看取りを受け入れやすくする環境調整≫の3つが明らかになった。また、がん診療連携拠点病院および緩和ケア病棟のある病院、計563病院を対象に死後の処置を含む逝去時の対応の看護手順に関する実態調査を実施した。結果、245病院(43.5%)より返答があり、そのうち149病院(60.8%)より調査協力が得られた。現在、回収した逝去時の対応に関する看護手順に記述されている内容を明らかするため、分析中である。

リンク情報
URL
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/23792603.ja.html