2009年 - 2010年
北方林の撹乱からの回復過程において植物の養分利用特性は優占種の決定要因となるか
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
高緯度地方に分布する北方林では、植物の生育期間が短い。そのため、植物が成長の制限要因となる窒素をいつ・どのように獲得するのかということは、植物の生存戦略上重要となる。本研究では、森林火災や河川の氾濫など森林撹乱の跡地に比較的初期に侵入する植物に着目し、利用している窒素源や窒素利用の季節性について調査を行った。その結果、そのような遷移初期種の窒素獲得に関する特性は種によって大きく異なり、異なる戦略をとることで競争が緩和されている可能性が示された。
- ID情報
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- 課題番号 : 21780149
- 体系的課題番号 : JP21780149
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Trees 36 941-951 2022年1月9日 査読有り筆頭著者責任著者