共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

統合失調症の認知機能障害とパルブアルブミン陽性細胞のオキシトシンシグナル

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 橋本 隆紀
  • ,
  • 菊知 充
  • ,
  • 東田 陽博
  • ,
  • ルイス デーヴィッド

課題番号
16H05372
配分額
(総額)
15,730,000円
(直接経費)
12,100,000円
(間接経費)
3,630,000円

統合失調症では抑制性のパルブアルブミン陽性ニューロン(PVニューロン)の変化が前頭前野に存在する。本研究では、げっ歯類でPVニューロン機能を促進するオキシトシン(OXT)の病態への関与を解明するため、ヒト死後脳でOXT受容体(OXTR)の発現を調べた。OXTRの発現は、大脳皮質で低く主に非抑制性ニューロンに認められ、黒質ではドーパミン作動性ニューロンに認められた。黒質ではOXTRの発現に有意な変化はなく、統合失調症の病態におけるOXTの関与は支持されなかった。一方、PVニューロンの機能を担う分子の発現変化は、神経ネットワークを構成する複数の皮質領域に共通して存在することが明らかとなった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16H05372/16H05372seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 16H05372