論文

招待有り
2018年11月

家庭科の意義・役割や生活実態を探る高校生調査および全国調査の総括

日本家庭科教育学会
  • 野中美津江
  • ,
  • 鈴木真由子
  • ,
  • 鈴木民子
  • ,
  • 荒井紀子
  • ,
  • 小川裕子
  • ,
  • 高木幸子

61
3
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
日本家庭科教育学会

本調査は、高校生の生活や意識の実態、家庭科で獲得した力などを把握し、21世紀型学力に照らして分析することによって、これからの家庭科の役割と課題を明らかにすることを目的としている。調査は、2016年7月~2017年1月に全国公立全日制高等学校50光に在籍する4980人の高校生を対象に自記式質問紙法で実施した。分析の結果、女子の方が男子よりも生活を営む意識屋実践力が優位に高かった、また、高校生は家庭科に対する教科観として、料理や裁縫を学ぶもの、総合的・実践的に学ぶもの、子育ての知識や技術を学ぶもの、社会への視点、生き方について学ぶものと捉えていることがわかった。

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