2007年
鉄鋼スラグ水和固化体の変形特性に関する研究
コンクリート工学年次論文集
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- 巻
- 29
- 号
- 2
- 開始ページ
- 493
- 終了ページ
- 498
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本コンクリート工学協会
本論文は,鉄鋼スラグ水和固化体の圧縮強度,静弾性係数,乾燥収縮ひずみおよびクリープを,セメントコンクリートと比較し示したものである。鉄鋼スラグ水和固化体の骨材に用いる製鋼スラグは吸水率が高く多孔質であるため,乾燥収縮ひずみは大きく,最終値に達するまでの時間も長くなる。鉄鋼スラグ水和固化体のクリープ係数も,骨材に用いる製鋼スラグが砕石に比べ脆弱であるため,セメントコンクリートに比べて大きくなる。一方,鉄鋼スラグ水和固化体の静弾性係数は,セメントコンクリートとほぼ同程度となることを示す。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1347-7560
- CiNii Articles ID : 110009697045
- CiNii Books ID : AA12600419